徒歩キャンプやテント泊登山など、キャンプ道具を背負って歩く機会のある人にとって、ギアの軽量化は重要です。
荷物の重量を減らすには、そもそも持って行くものを減らすのが1番なのですが、ゆったりキャンプを楽しむためにはやっぱりある程度のアイテムが揃っている方が良いですよね。
テーブルは無くてもなんとかなるものではありますが、やっぱり食事をするときや、ちょっと飲み物を置いておきたい時などは有った方が断然キャンプが快適になります。
ぼくが使っているカスケードワイルド(Cascade Wild)の「Ultralight Folding Table」はめちゃめちゃ軽くて徒歩やツーリングキャンプにぴったり。
Ultralight=超軽量 と Folding Table=折り畳みテーブル で、その名の通り超軽量なアウトドア用テーブルです。
軽くて値段もお手頃でおすすめなアイテムですが、使い方や、使ってみて気づいたデメリットなども含めて詳しく紹介していきたいと思います。
目次
「カスケードワイルド ULフォールディングテーブル」商品スペック
サイズなどのスペックは下記の通り。
サイズ(使用時) | 20×30.5×8cm |
サイズ(収納時) | 9×30.5×1.5cm |
重量 | 63g |
耐荷重 | 4kg |
耐熱 | 162度 |
素材 | ポリプロピレン |
とにかく小さくて軽い。
耐荷重は4kgなので重すぎるものは置けませんが、63gの軽さは圧倒的です。
下手すればコップやカトラリーなんかよりも全然軽いです。最強ですね。
「カスケードワイルド ULフォールディングテーブル」の使い方
組み立て方は超簡単なので、実物さえあれば説明書なんかも特になしで組み立てられると思います。
実物が手元にない人向けに、イメージ付きで組み立て方を説明していきます。
①まずは半分に折られているテーブルを開く
②脚の部分を起こして、固定するバー部分を広げる
③固定バーを重ねてボタンで固定すれば完成
④折りたたむときは逆の手順で
「カスケードワイルド ULフォールディングテーブル」のレビュー
ここからはぼくが実際に使ってみて感じたメリット、デメリット、使う上での注意点なんかをご紹介していきます。
とにかく軽い
商品スペックのところでも書いていますが、本体重量はなんと驚異の63g!
めちゃくちゃ軽いので、持って行っても重量が増える感覚がありません。
アウトドア用小型テーブルは他のメーカーからも販売されていますが、比較してみるとその軽さは圧倒的。
軽いソロキャンプ向きテーブルで有名なSOTOのポップアップテーブルやスノーピークのオゼンライトと比較しても、4倍以上軽いです。
キャプテンスタッグ アルミロールテーブル | 700g |
SOTO ポップアップテーブル | 395g |
snow peak オゼンライト | 270g |
カスケードワイルド ULフォールディングテーブル | 63g |
徒歩キャンプやツーリングキャンプは勿論、登山にも十分持って行くことができる重量なのは嬉しいですね。
ただし、軽すぎて強い風が吹いたら飛んで行ってしまうことがあるので、ちゃんと物を置いて飛んでいかないように注意しておきましょう。
重すぎるものは乗せられない
これは軽さとトレードオフですが、耐荷重が4kgしかないので、重すぎるものを乗せることはできません。
実物を触ってみるとわかるのですが、ペラペラへにゃへにゃした素材なので、重いものを乗せていけないのは感覚でわかります。
ただ、ソロ用のクッカー、コップ、カトラリー、バーナーを乗せてもせいぜい重さは1~2kg程度なので、食事のときに使うテーブルとしてはなんら問題ありません。
ちなみにぼくは今のところ、重みで壊れそうになったことはないです。
組み立ては慎重に
柔らかい素材でできているため、壊してしまわないように組み立てはある程度慎重に行う必要があります。
特にボタンを外すときは、しっかりボタンの近くを持って外すことで壊れてしまう可能性をできるだけ低くすることができるでしょう。
サイズは小さめ
使用時のテーブルサイズは大体20cm×30cmくらいになります。
クッカー、バーナー、食器1人分を置いたらいっぱいになるくらいのサイズですね。
人気のキャプテンスタッグアルミロールテーブルと比較するとこんな感じ。
※関連記事:【レビュー記事】キャプテンスタッグ アルミ ロールテーブル
ただ、Amazonの口コミを見てみると
全然いい!!
もともとキャプテンスタッグの折りたたみローテーブルを使っていた為、サイズが小さいのがネックではあったが2つを拡張することで、この問題も解決!!
2つ山に持っていっても僅か120gほど。
パッキングスペースのゆとりにも貢献でき、そして何よりもUL過ぎていいこと三昧!!
穴があくまで使用していきます!!
出典:Amazon
というように、2つ使いで解決する人がいるようです。
価格も重量もお手頃なので、もう少し大きいサイズが良い人は2つ買うのが良さそうですね。
2つ使っても他メーカーのテーブルより圧倒的に軽いです。
さいごに
ソロや少人数用の小型アウトドアテーブルは多数ありますが、軽さでカスケードワイルドのウルトラライトフォールディングテーブルの右に出る商品はありません。
収納もコンパクトで使い勝手が良く、さらに価格もお手頃なので、徒歩キャンプや登山をする人はぜひ検討してみてください。