キャンプブログ

お金をかけずに冬キャンプを楽しむための装備&工夫【実用アイデア6選】

寒い時期になるとキャンプに行かなくなってしまう人も多いと思うのですが、実はキャンプは冬こそが狙い目のシーズン。

人気のキャンプ場も予約が取りやすくなるし、焚き火をしても暑くないし、澄んだ空気で味わう自然や星空は一度体験したら病みつきになること間違いなしです。

 

ただ、寒い時期のキャンプとなると、ストーブや高価なダウンシュラフなどが必要なイメージがありますよね?

もちろん雪山なんかで泊まるには相応の装備が必要になりますが、最低気温0~5度くらいまでならスリーシーズン用の装備と工夫でどうにかすることも可能です。

 

ということでこの記事では

  • お金はできるだけかけたくないけど、冬キャンプを楽しみたい
  • 冬もキャンプに行きたいけど、ストーブとかは持ってない

という人向けに、いーま流の装備と工夫をご紹介していきたいと思います。

 

冬キャンプを暖かく過ごすためのコツ

貼るカイロを首に

寒い時期にカイロを使う人は多いと思いますが、もし貼るカイロを使うのであれば、首に貼ることで全身を効率良く温めることができます。

 

うつむく感じで首を曲げた時に、首と背中の間で骨が飛び出しているところが全身を温めるツボになっているそうです。肌に直接貼ると低温火傷の恐れがあるので、肌着の首元ギリギリくらいに貼るようにしてくださいね!

 

また、カイロをいっぱい持っているのであれば首意外にも

  • 背中
  • お腹
  • 足首

あたりにも貼ると、さらに暖かさを感じることができると思います。

 

あと個人的におすすめなのは靴下に貼るカイロです。

特に冷え性の人は足先が冷えて寒さを感じると思うのですが、靴下に貼るカイロであれば靴の中でも貼ったまま過ごせるし、寝る時にも足先を温められるので快適に過ごすことができます。

 

とにかく厚着する

当たり前のこと書いてすみません(笑)

ただ、寒さに対しては厚着をするのが一番の対策になります。

 

ただ、高価なダウンを用意する必要はなく、

  • ユニクロなどで売っているヒートテックインナー(上下)
  • フリース
  • 防風性のあるパンツ
  • ユニクロやワークマンで売っている1万円以下のダウン
  • ネックウォーマー

などでしっかり防寒するのが大事です。

 

特にネックウォーマーがあるとないでは体感温度が大違いなので、まじで必需品です。

もし持ってなければマフラーでもタオルでも何でもよいので首に巻いてください。

 

あとは着なくても良いのですが、ユニクロのウルトラライトダウンをプラスで持っておくと安心です。

軽くてかさばらないのに1枚中に足すだけでぐっと温かくなります。

 

温まるものを食べる

また当たり前のこと言ってるって怒らないでください。

 

起きてる間はできるだけ身体が温まる物を食べることで、体温を高く保つことができます。

 

特におすすめなのは

  • ショウガたっぷりの飲み物

です。

 

寒い季節に野外で食べる鍋は最高ですよ!

アルミ鍋の中で煮えている坦々鍋

 

ショウガを入れる飲み物は

  • ホットワイン
  • ジンジャーティー
  • ショウガ湯

などがおすすめ。

 

冬キャンプにぴったりな鍋作りのコツは以下の記事も参考にしてみてくださいね。

具材を盛り付けたアルミ鍋に
冬キャンプに最高な鍋の魅力と、少ない荷物で簡単に作るコツ12月になってもまだまだキャンプに行ってます。いーまです。 こないだの徒歩キャンプで食べた鍋がめちゃくちゃ美味しかったので...

 

お酒は飲み過ぎない

キャンプではお酒を飲むのが楽しみという人は多いと思います。

お酒を飲むと飲んだ直後は温まるのですが、実は数時間すると体温が下がる傾向があるのです。

 

特に寝る前にガブガブ飲むと、夜中に体温は下がるし、トイレに行くと寒いしで一気に寒くなってしまう可能性が高いです。

 

とはいえ熱燗やホットワインを飲んで温まるのが醍醐味なのは間違いないので、飲み過ぎには気を付けながらお酒を楽しみましょう。

 

ちろりで熱燗を作っているところ

 

ちなみにキャンプで熱燗を作るならアルミ製のチロリがおすすめ。

ブログでも紹介しているので興味がある人はこちらの記事も読んでみてください。

アルミ製チロリ
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テントマットは2枚重ね

次は就寝時の寒さをしのぐための方法。

 

テントマットは2枚重ねにして使うことで、地面からの冷気をできるだけ防ぎます。

エアマットと銀マットの2枚重ね

 

Amazonなどで3,000~4,000円程度で中国製の格安エアマットが売っているのですが、これが結構使えます。

空気の層が1つあるだけで地面からの冷気をかなりシャットアウトできます。

 

ちなみに羽毛のダウンシュラフを使っているとしても、身体の下で地面に接している面は羽毛が潰れて保温性が低くなっているので、地面からの冷気を防ぐのは大事です。

 

できるだけ着込んだままで寝袋に入る

キャンプでも寝る時はきちんと寝間着に着替える人もいると思いますが、節約冬キャンプにおいてはダウンなどのアウターも着たまま寝袋に入って寝るのがポイントです。

 

冬に雪山を登るプロの登山家さんでも、シュラフは軽めのものにして、ダウンを着込んだまま寝るという人は結構多いです。

外にいても寒さに耐えられるだけの服を着ていれば、最低使用温度が5度~10度くらいの寝袋でもぐっすり寝ることができます。

 

 

さらに快適に冬キャンプを楽しむためのアイテム

ここまではお金をかけずに冬キャンプを乗り切る方法をご紹介してきました。

それでも寒さが不安という人や、もっと快適に過ごしたいという人は以下で紹介するアイテムを使うことで冬キャンプがもっと楽しくなりますよ!

 

高性能テントマット

マットの2枚重ねが嫌だという人には、サーマレストのマットがおすすめです。

断熱機能が優れているので、1枚だけでも十分地面からの冷気を防いでくれると思います。

 

ただし結構お値段がお高めなので、個人的には銀マット×格安エアマットの2枚重ねがおすすめです。

ストーブ

テントの中も外も温めてくれるストーブですが、燃料によっていろいろ種類があります。

 

薪ストーブ

キャンプでストーブと言えばやっぱり薪ストーブですよね。

 

ストーブの中でメラメラと燃える薪を眺めながら温まることができるDODのメラテレビは、2018年に発売した人気商品です。

 

ガスストーブ

ガスストーブはバーナーやランタンなどと共用の燃料で、手軽に使えることがメリットです。

ただ、暖かさでは薪ストーブより劣ることと、ずっとつけておくと結構な燃料を消費するのでガスは十分な量を用意しておくように注意してくださいね。

 

 

灯油ストーブ

灯油ストーブを過程で使う人は減ってきたと思いますが、キャンプではまだまだバリバリの現役です。

ガソリンスタンドで購入できる灯油で効率良く暖まれる上に、ストーブの上に鍋やケトルを置いて調理や保温ができるのもメリットですね。

 

 

さいごに

秋のいーまキャンプ

 

寒い時期にキャンプをしたことがないとどうしても敬遠してしまいがちな冬キャンプですが、しっかりと準備さえしていけばしっかり楽しむことができます。

 

環境によってはやっぱり高性能なシュラフやストーブなどの装備が必要なケースもあると思うので、あくまで自己責任で無理しない範囲でという前提ですが、できるだけお金をかけずにアイデア勝負で冬キャンプも楽しんではいかがでしょうか。