キャンプの朝ごはんで定番のホットサンド。
萌え断(萌える断面)などでSNSでも話題になってますが、実はぼく、キャンプでホットサンドを作ったことがないのです・・・。
今年こそはホットサンドデビューして、おしゃれキャンパーの仲間入りを果たそうと思うのですが、
ホットサンドメーカーっていっぱい種類があって、どれ買ったら良いのかわかんねーよ!
ってなってしまったので、いくつかの候補からどれを買うべきか検討してみました。
ホットサンドメーカーの種類
調べてみたところ、どうやらホットサンドメーカーには大きく2種類ありそうです。
電気式ホットサンドメーカー(インドア向き)
文字通り電気で動くので、コンセントから電源を取って使うタイプ。
キッチンに置いておき、屋内で使う分には非常に魅力的なのですが、キャンプ場では電源が常にとれるわけではなく、また大きさ的にもかさばるのでキャンプ向きではないと思います。
直火式ホットサンドメーカー(キャンプ向き)
その名の通り、ガスや焚火などの直火で使えるタイプ。大体四角いフライパンを2枚合わせたような形をしています。
家のガスコンロでももちろん使えて、なんと言ってもキャンプで使えるのがポイント。
キャンプに持って行く予定がある人は、迷わずこちらのタイプを選びましょう。
おしゃれキャンプ向きホットサンドメーカーの選定基準
直火対応
これはもう当たり前なのですが、キャンプ(=屋外)で使うには、ガスバーナーや焚火の火で調理することになり、直火対応は必須条件にしました。
丈夫で壊れにくい
これもキャンプ道具には当たり前の基準ですが、車の中で揺られ、焚火にあぶられ、そして何年も使っていきたい、ということを考えると、少し高くても丈夫で壊れにくいものを選びたいと思います。
端が圧着できる
ホットサンドメーカーはサイズによって、
- ホットサンドの淵を圧縮して閉じるタイプ
- 全体を包み込んでふわっと仕上げるタイプ
と、仕上がりに違いがあるようです。
これは好みによると思うのですが、端が圧着されている方が、
- 中の具材がこぼれにくそう
- カリカリ食感が味わえそう
という理由で、端を圧着できる方が良さそうだと考えました。
ブランドのロゴが焼き印できる
ホットサンドの表面はパンをトーストしたような状態になるのですが、鉄板で直接挟んで焼くので、メーカーによっては焼き印が残せるようです。
大好きなキャンプブランドのロゴが乗ったホットサンドってなんかかっこいいじゃん!ってことで、これも選定基準に加えてみたいと思います。
シングル?ダブル?
ホテルのベッドの話ではありません。
ホットサンドメーカーは、挟める容量と区切り方によって、以下2つの種類があるようです。
シングル
出典:Bawloo
パンを区切ったりせず丸々焼くタイプで、具材をたっぷり挟めるのがメリット。
形がシンプルなので、値段もお手頃なものが多い傾向です。
ダブル
出典:Bawloo
サンドを真ん中で2つに区切って焼くタイプ。
シングルと比較すると入れられる具材の量は少なくなるけど、焼いた段階で半分に区切られてるので複数人でも分けやすく、食べるときに具材がこぼれにくいのがメリット。
メーカーによって斜めに仕切られるものと、縦に2つに仕切られるものがあります。
コンパクトに収納できる
ぼくは車でキャンプに行くことが殆どで、電車やバイク組と比べると荷物は多い方なのですが、できればキャンプ道具はコンパクトになるに越したことはないですよね。
車内のスペースが限られていることも理由ですが、一人暮らしのアパートにも収納スペースの余裕がないので、できるだけコンパクトに収納できるものを選びたいと思います。
価格(コスパが良いか)
安かろう悪かろうは嫌なのですが、やっぱりその値段で自分が最大限満足できるものを買いたいですよね。
同じ直火式ホットサンドメーカーでもメーカーによって7倍以上の価格差があるので、購入の際には値段も考慮して決めたいと思います。
おしゃれホットサンドメーカー候補たち
ということで、Amazonで目ぼしいホットサンドメーカーを探し、6つの候補に絞ってみました。ひとつずつ、商品説明やレビューを見て検討していきたいと思います。
候補1:ホットサンドメーカーの王様「バウルー」
まず検討の候補に入ったのがバウルー(Bowloo)です。
1970年代から今に至るまで40年間以上に亘って、日本のホットサンド市場(?)を作り、そして支えてきた元祖。
シングル、ダブル、ワッフルメーカーが販売されており、自分の好みに合ったタイプを選べるのも嬉しいところ。
サイズ的には食パンをほぼぴったり丸々挟めるタイプなので、端の圧着はないものの、ふんわり且つサクサクに仕上がるとのこと。
田巻金属株式会社が製造し、イタリア商事株式会社が販売する、安心の日本企業であることもプラスポイントになりそうです。
候補2:安心・お手頃「キャプテンスタッグ」
実売価格の安さと、安定の品質で、コストパフォーマンスに定評のあるキャプテンスタッグからもホットサンドメーカーが発売されています。
形はシングルで、特に目立った特徴はないのですが、何といっても価格がお手頃。
「ホットサンドメーカーを買うかどうか」をそもそも迷ってる場合は、試しに買ってみても損しなそうなお値段です。
候補3:高品質おしゃれブランド「スノーピーク」
スノーピークからは「トラメジーノ」という商品がエントリーしました。
一番の特徴は取っ手が折りたためること。コンパクトに収納できるし、見た目もおしゃれです。
形はダブルで真ん中に仕切りがあるものだけなのですが、耳を切り落とした食パンを2枚(計4枚)入れて作るタイプのようです。
食パンよりも少し小さいサイズになっているので、耳を切ったり手間が必要な一方で、端の圧着はかなりしっかりしてそうです。
デメリットとしては値段が他ブランドの商品と比較して高いので、価格も考慮して購入するか決めたいと思います。
候補4:みんなの定番「コールマン」
キャンプブランドとしておなじみのコールマンからもホットサンドイッチクッカーが発売されています。
形はダブルタイプなのですが、スノーピークのトラメジーノとは異なり、斜めに区切られています。
収納面では取っ手部分の取り外しが可能なので、コンパクトにたたんで、専用ケースに入れて持ち運びができます。
付属品で専用の収納袋が付いているのもうれしいポイントですね。
そして、コールマンのロゴが焼き印できます。ぼくはテントやツーバーナーもコールマンなので、揃えてコールマンロゴの焼き印ができればおしゃれ感が出せそうです。
候補5:ファミリーキャンパー御用達「ロゴス」
コールマンに続き、定番ブランドロゴスからは、「(ロゴス) LOGOS ホットサンドパン」がエントリーです。
形は真ん中で縦に半分に区切られたダブルで、圧着できるように四隅が狭くなっているのが特徴です。
取っ手は取り外しが可能で、収納にも困らなそうです。
そしてロゴスの文字ロゴとメイプルマークがそれぞれ焼き印でき、
仕上がりはかなりおしゃれになりそうなイメージです。
候補6:Amazon最安値のダークホース「内海産業」
初めて聞いた名前のメーカーなのですが、Amazonで「ホットサンドメーカー」を検索し、
最安値で探した商品がこちらです。
一つ目のホットサンドが焼き上がり、二つ目を作ろうとしたら持ち手が取れた。結局ホットサンドを一つ作れるだけの使い捨て状態でした。最悪です。
と言ってる人や、
フライパンの塗装は粗く
グリップのストッパーが固くて
締まらない…など
今イチ…
と言ってる人などがおり、どうやら品質面で問題がありそうな様子・・・。
ぼく自身は使ったことがないので何とも言えませんが、この記事内で検討している他ブランドの方が安心して購入できそうです。
結論、どのホットサンドメーカーを買うべきなのか
ここまで6つのホットサンドメーカーを検討したので、判断基準に合わせてそれぞれのスペックを見た上で、購入するものを決めたいと思います。
スペックまとめ
今回検討した商品のスペックをまとめてみました。
スマホからだとみにくいと思うので、飛ばしてスクロールして頂いても大丈夫です。
メーカー | バウルー(Bowloo) | キャプテンスタッグ | スノーピーク(Snow Peak) | コールマン(Coleman) | (ロゴス) LOGOS | 内海産業 |
商品名 | ニュー・バウルー シングル BW01 ニュー・バウルー ダブル BW02 |
ホットサンドトースターM-8617 | トラメジーノ GR-009 | ホットサンドイッチクッカー 170-9435 | ホットサンドパン 81062239 | ホットサンド メーカー2436321 |
耐久性 | ○ | △ | ○ | △ | ○ | × |
端圧着 | △ | △ | ○ | △ | ○ | △ |
ロゴ焼印 | × | × | × | ○ | ○ | × |
形 | 両方 | シングル | ダブル | ダブル | ダブル | シングル |
収納 | △ | △ | ○ | ○ | ○ | △ |
価格 | 3,800円(シングル) 4,980円(ダブル) |
1,364円 | 7,884円 | 2,858円 | 3,564円 | 990円 |
備考 | – | – | 取っ手が畳める | 専用収納袋付き | – | – |
※上記は筆者の主観が入ってますので、参考までにご覧ください。
※価格は2018/2/24現在、Amazonでの最安値です。
※耐久性はAmazonのレビューを見て定性的に判断しました。
スペック比較から見えた、選ぶポイント
どれを買うべきかは優先するポイントによって変わりますが、
- 定番で安定した品質がほしい人はバウルー(Bowloo)
- とにかく安くでほしい人はキャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
- 高くてもブランドと見た目にこだわる人はスノーピーク(Snow Peak)
- ロゴ入りで収納性も気にする人はコールマン(Coleman)かロゴス(LOGOS)
といった感じで選べばよいと思います。
結局ぼくが買うのは・・・
どれを買うべきかは優先するポイントによって変わりますが、ぼくは検討した結果、コールマンのホットサンドメーカーを買おうと思います。
決め手としては
- 取っ手が取れてコンパクトに収納できる
- コールマンロゴが焼き印できる
- 値段もそこそこでお手頃
- ダブルで斜めに区切られてるので、便利&オシャレそう
といったところがポイントになりました。
端の圧着は強くなさそうですが、メーカーサイトの写真を見る限りは耳までカリカリに焼けて美味しそうだったので、そこはまあ大丈夫だろうと楽観的になってみました。
ロゴスはほぼ同じ条件だったので迷ったのですが、「テントやツーバーナーと揃えてコールマンにしたい!」という想いがあったことと、収納袋が付いていることがプラスポイントになりました。
一方、コールマンはAmazonのレビューを見ると壊れた人も結構いて、耐久性には不安が残るので、実際に使ってみてからのレビューは別途ブログにアップしたいと思います。
それでは!