秋や冬など寒い時期のキャンプには、温かい鍋が最高です。
ただ、キャンプで鍋となると、土鍋は重いしかさばるし、持って行くのが中々大変だったりしますよね。
ぼくも徒歩キャンプのときに鍋が食べたかったのですが、家で使う鍋は大きすぎるし、反対に登山用のクッカーだとちょっとサイズが小さくて悩んでいました。
そんなときにスーパーでたまたま見つけたのが、キャプテンスタッグの使い捨てアルミ鍋!
アルミでペラペラなのでめちゃくちゃ軽くて、しかも使った後は潰せばめちゃくちゃ小さくなって処理が楽ちんという優れもの。
ということでこの記事では、キャンプで大活躍する使い捨てアルミ鍋をご紹介していきます。
目次
キャプテンスタッグ 使い捨てアルミ鍋の商品概要
使い捨てのアルミ鍋はいろんなメーカーから出ているのですが、今回ぼくが使ったのはお馴染みキャプテンスタッグの「アルミ丸型なべ大」です。
大サイズの2枚セットがメーカー希望小売価格で650円、実売価格で400~500円程度なので特別安くはないのですが、深型で横幅も大きめなので2人分の鍋が作れるのがおすすめポイント。
商品スペックは下記のとおりです。
サイズ | 外径230mm×高さ70mm |
素材 | アルミニウム(溶融温度:約660℃) |
重量 | 40g |
外径23cm、高さ7cmと2人分の鍋を作るのに十分サイズでありながら、重さはなんと40g!
ちなみに2枚組になっているので、1枚あたり20gという驚異の軽さです。
どこのスーパーでもこのサイズのものが売ってるとは限らないので、事前にネットショッピングで購入しておくのが確実。
ちなみにAmazonプライム会員なら、注文金額が合計2,000円以上になるように合わせ買いすることで送料無料で購入可能です。
使い捨てアルミ鍋の良いところ
ここからはキャプテンスタッグのものに限らず、使い捨てアルミ鍋をキャンプで使うときのメリットをご紹介していきます。
めちゃくちゃ軽い
商品スペックのところでも書いた通りですが、とにかく軽いです。
普通の土鍋って2~3人用サイズでも大体2kgくらいの重さがあるのですが、アルミ鍋は1つあたりたったの20g。その差なんと100倍!
特に寒い時期のキャンプは防寒のために荷物が増えて重くなりがちなので、少しでも軽くできるのは助かりますね。
焚き火の煤で汚れても捨てればOK
もし焚き火の火で鍋を調理するつもりであれば、鍋が煤で汚れるのは避けられません。
事前にコーティングするなどして後始末を楽にする方法はあるのですが、それでもやっぱり鍋が煤だらけになるのは嫌ですよね。(キャンプ用と割り切ってるなら別ですが)
アルミ鍋は使い捨てなので、そんな悩みも無用です。
煤だろうが油汚れだろうが、使い終わったら丸めて捨ててしまえば良いので、後の細かいことを気にせず使えるのもメリットですね。
捨てる時は潰してコンパクトに
使った後の後始末、そのままの形で捨てると邪魔になるのですが、薄型アルミ素材なので潰してコンパクトにすることができます。
鍋を食べ終わったら端から折っていくとこれだけコンパクトになります。
これは手で丸めただけなので、本気で踏んで潰せば多分これよりさらに小さくすることも可能。
潰しているときに中から汁が出てきたら嫌だと思うので、潰す前に鍋の中身は綺麗にすることだけ忘れないようにしましょう。
鍋以外も作れる
もちろん鍋以外の料理にも使えることができます。
直接火にかけることができて、そのまま食卓に出すことができるので、例えば
- グラタン
- ドリア
- アヒージョ
- 鍋焼きうどん
- インスタントラーメン
- 炒め物
等々、思いつく限りの鍋を使う料理は大体作ることができます。
上に書いた通り、煤などの汚れを気にせず使えるので、焚き火調理用の鍋を持ってないけど焚き火で調理がしてみたい、って人にも丁度良いですね。
使うときの注意点
蓋はない(アルミホイルで作るのがおすすめ)
市販のアルミ鍋は基本的に蓋は付いていません。
2枚セットのものであれば2つ目を蓋にするという方法もあるのですが、おすすめはアルミホイルで即席の蓋を作ってしまうことです。
アルミ鍋の2倍強の長さのアルミホイルを取って2枚重ねの状態にして、鍋の上から重ねてアルミ鍋の形に合わせていけばOK。
鍋を煮込む時にスープの蒸発も防げますし、熱が逃げにくくなって早く煮えるのでぜひやってください。
熱くなるが蓄熱性はほぼ皆無
アルミのペラペラ素材ですが、熱すれば熱くなるので当然ながら注意が必要です。
一方で、蓄熱性はほぼ皆無なので、火から上げてしまうと鍋による保温効果は全く期待できません。
寒い時期に鍋をつつきながら食べるスタイルであれば、数十分もすれば冷めてしまうので、そんなときはバーナーを弱火でつけたままにして保温するようにしましょう。
強い力が加わると曲がってしまう
アルミホイルのようにくしゃくしゃになってしまうわけではありませんが、やっぱり薄いアルミ素材なので強い力が加わると曲がってしまいます。
持ち運ぶときは上に重い物を載せないようにしましょう。
上から重いものさえ乗せなければそんなに神経質になる必要はないですよ。
さいごに
ぼくは徒歩キャンプのときは基本的に登山用のソロクッカーしか持って行かないので、2人で鍋料理をするのに丁度良いサイズの鍋が見つかって本当に良かったです。
軽くてゴミが小さくなるので、今度は登山にも持ってみようかと思っています。
オートキャンプの時でも家から大きい鍋を持っていくのはちょっとなーっていう人もいると思うので、そんなときはぜひアルミ鍋を試してみてください。