キャンプ道具

キャンプデビュー、必要なアイテムをコールマンで揃えると総額●●円!

コールマンイメージ

だれかのキャンプデビューに付き添って(というか誘って)、その人がキャンプ好きになってくれるのは嬉しいものですよね。

 

中でも「キャンプにハマったから、自分でも道具を揃えたい」とまで言ってもらえたら、自分の企画したキャンプを本当に楽しんでもらえたんだなーと、すごく嬉しくなります。

 

そんな時に良く聞かれる質問が「キャンプ道具一式、なにを買ったら良いかおすすめ教えて」というものです。

 

人それぞれ好きなデザインや、気に入るブランドが違うので絶対的な答えはないです。

という前置きがありつつ、この記事ではぼくが好きなコールマン(Coleman)で揃えるとしたら、何を買って総額いくらかかるのか、というのを書いていきたいと思います。

 

初めに、必須アイテムは何がある?

まず、「最低限」と一言に言っても、本当にサバイブできれば良いレベルなのか、都会人が不自由なく楽しめるレベルなのか、などの定義で必要な装備は変わってきますよね。

 

本記事では

  • 親2人+小学生の子供2人の4人家族

もしくは

  • キャンプ慣れしていない友達を誘っていく大学生~社会人の4人組、

が、大きな不自由なくキャンプを楽しめるレベルを想定して書き進めていきます。

 

居住環境(テント、寝袋など)

まず始めに、衣食住の「住」となる居住スペースに必要なアイテムです。

衣食住では最後の一文字ですが、屋外で寝泊まりすることになるキャンプでは一番重要な装備になります。

 

テント・タープ

本当に寝るだけならテントとシュラフだけでも良いのですが、食事やリラックスタイムに雨や日差しから守ってくれるタープも今回は必須アイテムに含めます。

 

その前提の上で、ぼくがおすすめするのはこちら、Coleman(コールマン) タフスクリーン2ルームハウスです。

 

「ツールーム」という名前の通り、これひとつで居住スペースが寝室とリビングに分かれていて、テントとタープの2役を果たしてくれます。

 

同クラスのテントとドームスクリーンタープを別々で買っても値段は同じくらいですが、これひとつ立てるだけで良いので設営&撤営が楽ちん。特にキャンプ慣れしていない初心者の方にはおすすめのテントです。

 

そしてテントを汚れから守るグラウンドシートと、室内の底に敷くインナーシートもセットで販売されているので忘れずに。

 

シュラフ(寝袋)

そして寝るときに必要になるもうひとつのアイテムが、シュラフ(寝袋)です。

 

キャンプに行く季節によって必要なスペックは変わってくるのですが、デビューであれば春~秋口の過ごしやすい季節に行くだろうという前提のもと、Amazonで価格重視で選んだのが「コールマン 寝袋 パフォーマー2/C10」です!

 

同じモデルであれば連結可能となっており、家族で寝るときなどは繋げて一緒に寝ることもできるのが嬉しいポイントです。

 

快適温度が「10度」ということなので、5月~9月頃までを目安に、且つ高山以外で使うようにしましょう。

 

料理関連

次に重要になるのが衣食住の2番目の文字、食事に必要な装備です。

 

野外だと家では当たり前に使えるものの大半が無いので、調理に必要なアイテムを揃えておくことは重要になります。

 

そんな必要なものをざっと挙げてみると、最低限必要なだけでこんなに・・・。

  • キッチンツール(おたま等)
  • 食器・カトラリー
  • バーナー
  • クーラーボックス

コールマンではどの商品がおすすめなのか、ひとつずつ紹介していきます。

 

まず、煮炊きするのに必須のアイテムと言えば鍋ですが、ここは「コールマン アルミクッカーコンボ」をおすすめします。

 

実はもうちょっと安価な「コールマン アルミクッカーセット」というのがあるのですが、

アルミクッカーコンボの方は

  • ザルがセットで付いているので米研ぎや切った材料の保管に便利
  • 深い鍋が2つあり、米を炊きながらカレーを作る、などの調理が可能

というメリットがあるため、こちらを選択しました。

 

更にフライパンもしっかり付いているので、目玉焼きも一緒に作れます。

ただし、米は3合炊きなので、食べ盛りを含むグループの場合は、フライパンで焼きそばを作るなどの工夫をして乗り切りましょう。

 

アウトドアメーカーの鍋はスタッキング*できるのが良いですよね。

*ロシアのマトリョーシカ人形みたいに、大きい鍋の中に小さい鍋を重ねて収納すること

キッチンツール(おたま等)

これは「コールマン クッキングツールボックス2」一択です。

 

ツールセットの名の通り、

  • ターナー(フライ返し)
  • レードル(おたま)
  • トング(太いトング)
  • 菜箸トング(細いトング)
  • 専用ケース

がセットになったアイテムです。

 

ぼくも個人的に持っていて、良いは良いのですが、正直に言うとケース意外はニトリで揃えた方が安くて良いです(笑)

 

ただ、コールマンで揃えるという本記事のコンセプト上、こちらも最低限必要なアイテムに含めます。

 

食器・カトラリー

皿については意外と複数種類あるのですが、エナメルディッシュウェアセットというセット販売の商品よりも、「ノルディックカラー」という製品を購入した方が安価に揃えることが可能です。

 

ノルディックカラーの皿

 

メーカー公式のセット販売は無いのですが、

が合計で3,000円を切っているのに対し、

は、実売価格で6,000円前後と2倍近いお値段。

 

エナメルディッシュウェアセットは素材がほうろうなので丈夫で、且つ専用ケースも付いていて良いですが、一旦最低限の装備を揃えることを優先して安価なノルディックシリーズを選びます。

 

スプーンやフォークといったカトラリーについては、コールマンジャパンから正規品も販売されているのですが、Amazonで購入できる下記の並行輸入品が安くておすすめです。

 

並行輸入品だからなのか、楽天では見つからなかったですが、このセットでナイフ、フォーク、スプーンが揃い、且つ収納ケースも付いているので持ち運びにも便利ですね。

 

バーナー

料理を作る際に必要となってくるのが火です。

その気になれば焚き火だけで調理することも可能なのですが、作業効率と、火が安定しないときのリスクを考え、バーナーも購入するものとします。

 

コールマンと言えば、やっぱりおすすめはツーバーナー。

中でもおすすめなのは、ぼくも愛用のコールマンLPツーバーナーですね。

 

よく見るアウトドア用のガス缶(通称「OD缶」)を繋げてすぐ使え、収納もコンパクト、且つ値段も1万円前後と高すぎない秀逸な逸品です。

 

クーラーボックス

飲み物や食材を冷やしておくのに必要になるのがクーラーボックスです。

工夫すれば無くてもキャンプは成り立つものの、炎天下の食材の痛みや、冷たい飲み物の保管を考えるとやっぱり必要ですよね。

 

かっこいいスチールベルトクーラー(通称スチベル)が欲しい気持ちは抑え、値段の安価な「ポリライト48QT」を選びましょう。カラーはブルーとレッドから好きな方を選べます。

 

クーラーボックスは自宅の収納スペースさえ許せば意外と複数あっても困らないので、ゆくゆく飲み物用と食材用で2つ使いたくなった時に、値段が高くても気に入るものを買っても遅くないと思います。

 

リビングくつろぎセット

せっかくキャンプに行くからには、自然の中でゆっくりくつろぐためのリビンググッズは必要ですよね。

 

というか、ご飯を食べるにも机や椅子は必要だと思うので、これらも必須アイテムとして、どれを買うべきか選定していきたいと思います。

 

テーブル

テーブルは何種類か発売されているのですが、今回はColeman(コールマン) ナチュラルモザイクリビングテーブル120を選びました。

 

ポイントとしては

  • 価格が安い
  • 2~4人で使えるサイズ
  • 高さ調節ができる(ハイスタイルもロースタイルも対応)

の3点かなと思います。

 

個人的には以下のロールテーブルの方がおしゃれでおすすめなのですが、まず最低限のアイテムということで、ここも価格を優先しましょう。

 

チェア

キャンプ中の大半の時間を過ごすチェアは非常に大事な存在です。

チェアは種類も豊富なので選ぶのが難しいのですが、Coleman(コールマン) チェア ヒーリングチェアをお勧めしたいと思います。

 

Amazonでの実売価格が2,000円台と比較的安価な値段設定と、ヘリノックス風のコンパクトデザインが高ポイントです。

焚き火台

キャンプと言えば焚き火!ですが、地面に直火だと焚き火禁止のキャンプ場が大半です。

なので、焚き火台も必須で買うものリストに入れます。

 

コールマンの焚き火台といえばファイヤープレイスが有名ですが、今回はColeman(コールマン) ファイヤーディスクをチョイスしました。

 

上記のファイヤープレイスや他ブランドの焚き火台と比較してもあまりお目にかかることがないアイテムですが、

  • 丸くて見た目がかわいいだけでなく、
  • 軽い
  • ビギナーでも火おこしが簡単
  • 設営・片付けが楽
  • 網をつければ炭でバーベキューもできる
  • ダッチオーブンを乗せても大丈夫

と、実は超優秀な焚き火台なので、おすすめです。

明かり

例え設備の整ったキャンプ場であっても、テントサイトやトイレまでの道は暗いのが普通です。ということで、明かりを灯すアイテムも当然必須となります。

 

本当であればガソリンランタンや、ガスランタンを紹介したいのですが、Coleman(コールマン) の「クアッドマルチパネルランタン」だけあれば最低限キャンプを楽しむことはできると思います。

 

LED(電気)なので、ガソリンやガスに比べると明るさは劣りますが、最大800lm(ルーメン)とLEDライトの中では明るい光に加え、ライト部分を4つに分解して懐中電灯としても使える便利さが高評価です。

 

ガスランタンを後から買い足したとしても、LEDランタンはテーブルライトなどで役に立つので、まずは万能なこいつを買っておいて損はないと思います。

 

諦めるもの

なんだかんだで結構なギアを紹介することになりましたが、これでもかなりの数のアイテムを諦めています。

 

最低限のキャンプで買わなくても良いものの、あった方が楽しめるものはぱっと思いつくだけでも

  • キッチンテーブル
  • ダッチオーブン
  • コンテナ
  • キャリーカート
  • ランタンスタンド

などなど、たくさんあります。

 

ですが、まずは最低限の装備で良いので、とにかくキャンプに行って自然の中で過ごす楽しさを味わうのが最優先。ギアにお金を使うのも良いですが、とにかくキャンプに行きましょう。

 

気になる合計金額は・・・?

衣食住に関わる様々なアイテムをご紹介してきましたが、気になる合計金額はいくらになったのでしょうか?

 

Amazonの実売最安値(2018年3月11日現在)の価格で、紹介した全アイテムを合計すると、125,169円です!

 

一覧で見るとこんな感じです。個人的には意外と安く収まってる気がします。

No 商品名 単価 個数 小計
1 Coleman(コールマン) タフスクリーン2ルームハウス ¥38,080 1 ¥38,080
2 グラウンドシート ¥7,608 1 ¥7,608
3 コールマン 寝袋 パフォーマー2/C10 ¥3,024 4 ¥12,096
4 コールマン アルミクッカーコンボ ¥11,051 1 ¥11,051
5 コールマン クッキングツールボックス2 ¥1,374 1 ¥1,374
6 コールマン ノルディックカラーボウル 4PC ¥826 4 ¥3,304
7 コールマン ノルディックカラーマグ 4PC ¥694 4 ¥2,776
8 コールマン ノルディックカラープレート 4PC ¥1,040 4 ¥4,160
9 ステンレススチール・エナメル食器セット (12ピース) ¥2,190 1 ¥2,190
10 Coleman(コールマン) パワーハウス LPツーバーナーストーブII ¥9,180 1 ¥9,180
11 コールマン 純正LPガス燃料 Tタイプ 470g ¥643 2 ¥1,286
12 ポリライト48QT ¥6,458 1 ¥6,458
13 コールマン テーブル ナチュラルモザイクリビングテーブル/120プラス ¥3,898 1 ¥3,898
14 Coleman(コールマン) チェア ヒーリングチェア ¥2,513 4 ¥10,052
15 Coleman(コールマン) ファイヤーディスク ¥3,921 1 ¥3,921
16 Coleman(コールマン) ランタン クアッドマルチパネルランタン ¥7,735 1 ¥7,735
合計 ¥125,169

 

もっと安く済ます方法はいくらでもあるのですが、やっぱり全てブランドアイテムで揃えると10万円は超えますね。

 

高い!そんな時は・・・

最低限とは言え、キャンプに行く頻度が少なかったり、まだそんなにハマるかわからないよ、という人は多いと思います。

 

そんな場合は、

  • 友人に借りる/レンタルする
  • いろいろ持ってる人と一緒にキャンプする
  • 安価な他ブランドの商品にする
  • キャンプ用品以外で代用する

など、安く済ませる方法はいくらでもあります。

このあたりは長くなりそうなので、また別の記事で書きたいと思います。

 

さいごに

すべてコールマンで揃えると初期投資で結構な金額がかかってしまいますが、ひとつのブランドで揃えると統一感が出て、テントサイトが上手くまとまりやすいのでおすすめです。

 

お気に入りのギアに囲まれるのもキャンプの醍醐味のひとつなので、可能な範囲で、好きなブランドでキャンプ道具を揃えていきたいですね。

 

それでは!