キャンプ道具

縦長圧縮が便利!oxtos(オクトス) コンプレッションバッグのレビュー

オクトス コンプレッションバッグで圧縮したテント

徒歩キャンプや登山でバックパックにキャンプ道具を詰める時って、色々入れるとすぐザックがパンパンになってしまうんですよね。

そんな時に重宝するのが、寝袋やテントなどを圧縮して小さなサイズにしてくれるコンプレッションバッグ(圧縮袋)と言うものです。

 

コンプレッションバッグにも種類が色々あるのですが、ぼくが使っているoxtos(オクトス)というブランドのものが使いやすくてお気に入りです。

ということでこの記事では、オクトスのコンプレッションバッグについて紹介していきたいと思います。

 

oxtos(オクトス)のコンプレッションバッグ

オクトス コンプレッションバッグの内部

 

登山用品メーカーのコンプレッションバッグ

そもそも「oxtos(オクトス)」というブランドはキャンパーには知名度が低いと思いますが、テント・ピッケル・帆布バッグなどの登山用品を作っているメーカーです。

 

そのオクトスが発売しているコンプレッションバッグは登山用なので、造りがしっかりしていて、利便性にも優れたアイテムになっています。

 

オクトス コンプレッションバッグのスペック

ぼくが愛用しているこのコンプレッションバッグのスペックは下記の通り。

 

素材 40デニールナイロン透湿防水ポリウレタンコーティング
サイズ 4L・6L・10L・15L・20L
直径 14cm ~ 22cm
高さ 29cm ~ 50cm
重量 44g ~ 96g
カラー ブラック、ブルー、レッド、ワイン

※サイズによる直径、高さ、重量はサイズによって異なります。

 

ちなみにスタッフバッグというアイテムもあるんですが、コンプレッションバッグとは別商品なので注意してください

 

オクトス コンプレッションバッグのレビュー

横方向(=縦長)に圧縮できるのが便利

オクトスのコンプレッションバッグの一番のおすすめポイントは、横方向(=縦長)に圧縮できる点です。

 

他メーカーのコンプレッションバッグは上下から圧縮して小さくするものが多いのですが、オクトスはサイド360度から圧縮するので、縦長に小さくできる点が特徴。

ポールがあるテントは他のコンプレッションバッグだと圧縮できないのですが、これなら圧縮できちゃいます。

 

オクトス コンプレッションバッグと圧縮するテント

 

 

また、キャンプだと折りたたみのテーブルやチェアなど縦長のものを入れることも多いと思います。テントや寝袋を同じように縦長に圧縮して入れられると、パッキングがかなりしやすくなって便利です。

 

ソロキャンプに行くザック

 

テントもしっかり圧縮できて満足

実際にぼくはテントの圧縮に使っているので、どのくらい圧縮できるか見てみましょう。

 

 

コンプレッションバッグにテントを入れた状態がこれで、

オクトス コンプレッションバッグにテントを入れた状態

 

紐を絞って圧縮した状態がこれです。

オクトス コンプレッションバッグで圧縮したテント

 

圧縮前の外周を絞ってメジャーで計測すると47cmですが、

オクトス コンプレッションバッグ圧縮前の直径

 

圧縮すると47cm → 42cm に5cm小さくなりました。これは大きな差です。

オクトス コンプレッションバッグ圧縮後の直径

 

 

詳しい使い方は↓でも説明しますが、圧縮したいものを入れて紐を引っ張っていくだけなので簡単です。

 

オクトス コンプレッションバッグの使い方

実際に使うときのイメージを写真付きで紹介していきます。

 

説明するまでもないと思いますが、使う手順は下記の通り。

  1. 圧縮したいものをバッグに入れる
  2. サイドの紐を引っ張って締める
  3. 中身を出すときは紐を緩めてから出す

 

圧縮したいものをバッグに入れる

まずは圧縮したいものをコンプレッションバッグに入れます。

 

オクトス コンプレッションバッグにテントを入れる

 

特に注意点などはありません。テント、寝袋、衣類などを圧縮するときに威力を発揮できます。

 

サイドの紐を引っ張って締める

次に、横に付いている紐を引っ張って圧縮していきます。

 

オクトス コンプレッションバッグの紐

 

バックパックなどの肩紐を締めるのと同じ要領で引っ張っていきます。

 

圧縮用の紐が3本付いているのですが、まずはそこそこの力で3本とも締めてから、もう一度すべて締め直していくと良い感じに圧縮できると思います。

 

オクトス コンプレッションバッグで圧縮したテント

 

中身を出すときは紐を緩めてから出す

キャンプ地に到着してから中身を出すときは、当然ながら紐を緩めてから中身を取り出します。

 

オクトス コンプレッションバッグの圧縮するところ

 

これもひもを締める時と同じで、バックパックの肩紐を緩めるイメージです。

 

プレートの端を持ち上げると紐が緩むので、ブラブラしている方の紐をさらに送ってあげれば簡単に緩めることができます。

 

オクトス コンプレッションバッグの圧縮を解除するところ

 

テントや寝袋などは圧縮し続けていると痛みそうな気がするので、ぼくはキャンプから家に帰ってきたら圧縮を緩めて保管するようにしています。

 

オクトス コンプレッションバッグを買う時の注意点

サイズは複数あるので、ピッタリなものを選ぶ

オクトスのコンプレッションバッグはサイズが複数ありますが、適切なサイズを選ばないと100%の力を発揮できません。

袋状のバッグに入れて圧縮していく構造になっているので、大きすぎると圧縮不足になるし、小さすぎると圧縮したいものが入らない可能性があるためです。

 

サイズは4L・6L・10L・15L・20Lの5サイズから選べるので、殆どの場合で適切なサイズは見つかると思いますが、適切なサイズをしっかり確認してから買うようにしましょう。

 

ちなみにぼくの2人用山岳テントの場合は、10Lサイズを使っています。

 

オクトス コンプレッションバッグと圧縮するテント

 

さいごに

オクトス コンプレッションバッグで圧縮したテント

 

今まで荷物が多くて徒歩キャンプをあきらめていた人も、コンプレッションバッグを使えば今持っているザックでもキャンプに行けるかも知れません。

いつもパッキングのときにパンパンになって困っている人も、ぜひ試してみてください。