ガストーチって普通に生活していると料理人が炙りに使っているところくらいしか見ないですが、キャンプなどのアウトドアをする時は非常に便利なアイテムです。
この記事では、ガストーチの種類、使い道、使うときの注意点についてまとめていきたいと思います。
- ガストーチが気になってるけど、どんな種類があるのか知りたい
- ガストーチを買ったらどんなことに使えるのか知りたい
- ガストーチを手に入れたので、危険性などを調べておきたい
目次
ガストーチの種類
ガストーチの種類はガスカートリッジのタイプで大きく以下3つに分類できます。
- CB缶タイプ
- OD缶タイプ
- 独立タイプ
CB缶とOD缶は名前そのままで、CB缶(=カセットボンベ缶)を使っているか、OD缶(アウトドア缶)を使っているかの違いです。
独立タイプは本体にガスを充填して使うので、ガス缶が不要なタイプになります。
ガストーチの使い道
焚き火の薪に着火する
ガストーチがあって助かるケースと言えば、火が付きにくい薪でもばっちり着火できることです。
よく乾燥した針葉樹などであればだれでも結構簡単に着火できるのですが、湿った広葉樹の薪しかない場合だと、ライターと紙だけでは着火が難しいことがあります。
そんな時でもガストーチを使えば安定して効果力で薪に火を当てられるので、だれでも焚火を起こすことができ手安心です。
炭に着火する
基本的に炭に着火するときは着火剤を使うのがおすすめなのですが、もし着火剤を忘れてしまった場合でもガストーチがあれば安心です。
ただ、炭でも備長炭など火が付きにくい炭を使う場合は数十分火を当てないといけません。
ガスの無駄使いになってしまうので、できるだけ着火剤や、より火が付きやすいオガ炭などを用意するようにしましょう。
料理を炙る
ガストーチは炙り系の料理をする時にも使えます。
お肉、お刺身、カラメルなど、料理好きな人は炙ることで調理の幅が拾がありますね。
燻製スモークウッドに着火する
燻製用のスモークウッドは火で炙って着火するのですが、ガストーチでの着火が一番向いています。
普通のライターだと火が小さすぎるし、焚火は常にあるとは限らないし、手軽に使えて火力の強いガストーチがあると非常に助かります。
ガストーチ使用時の注意点
ここまで書いてきた通り効果力で便利なガストーチですが、高火力ゆえに危険な部分もあります。以下で使うときに注意すべき点と自己の事例を紹介していきたいと思います。
筒は熱くなる
当たり前なのですが、トーチを使った直後の筒の部分は高温になります。
ただ見た目には厚くなってることがわからないので、地面に置いて子供が触ってしまわないように気を付けましょう。
着火直後は火が安定しない危険性
ガストーチに火を付けた直後に火力が思いのほか強すぎて事故につながるケースもあるようです。
特に久しぶりの使用であったり、トーチを逆さに持っていたりすると急に燃え上がる危険性が高いそうなので注意しましょう。
ガス缶が爆発する危険性
ガストーチを炭や薪の近くに置いて着火に使っている場合、着火した火の熱でガス缶が熱くなり、缶が爆発してしまう危険性があります。
ガストーチをしっかり手で持って使っていればほぼ大丈夫だと思いますが、どこかに置いて使うときは特に気を付けるようにしましょう。
まとめ
ガストーチは火を扱うものなので当然危険性はありますが、正しく使えば便利なアイテムです。
特に車移動のキャンプで焚火や燻製をする人は一つ持っていると安心なので、気になる人は検討してみてください。