シングルバーナーを選ぶ時に気にすべき7つのポイント【キャンプ&登山の両方対応】

シェアする

プリムス153ウルトラバーナーにスタビライザーを装着

キャンプや登山で使うシングルバーナーって、色々種類があってどれを買うか迷いますよね?

ぼくは元々オートキャンプスタイルがメインでコールマンのツーバーナーを使うことが多かったのですが、段々と登山や徒歩キャンプに行く機会が増えてきたので、シングルバーナーを購入することにしました。

色々悩んで最終的にプリムスの「153ウルトラバーナー(P-153)」を選んだのですが、個人的な結論としては、このバーナーにして正解だったと思っています。

ただ、人によって重要視するポイントは違うと思うので、ぼくがシングルバーナーを選ぶ上で気にしていたポイントを紹介することで、どんなバーナーを買えば良いか悩んでいる人に参考にしてもらえれば嬉しいです!

対応する燃料の種類

まず最初にチェックすべきなのは燃料のタイプですが、選ぶ時のポイントは下記2つだと思っています。

選ぶポイント

  1. 主にどんなシチュエーションで使用するのか
  2. 既に持っているギアと燃料の共有ができるか

それぞれ以下で説明していきます。

主にどんなシチュエーションで使用するのか

一概にシングルバーナーを買うと言っても、人によって目的は様々だと思います。

冬以外の寒くない時期にソロキャンプに行きたい人もいれば、雪山に登る時に使いたいという人もいますよね。

メインで使用したいシチュエーションとおすすめの燃料タイプをざっくり一覧化すると

  • ホワイトガソリン → 雪中キャンプなど寒い時期
  • ガス(OD缶) → 登山やキャンプなど幅広く
  • ガス(CB缶) → 寒くない環境でのキャンプ or 温かいテント内
  • アルコール → ハイキングやULキャンプ用で、とにかく軽く

という感じになるかと思います。

もちろんCB缶を登山で使ったり、ホワイトガソリンを夏キャンプで使ったりもできるのですが、あくまでざっくり分類するとこんなイメージになるという話です。

個人的には特にこだわりがないのであれば、OD缶のガスがおすすめです。

OD缶であれば対応するギアも多く、登山でもキャンプでも使えます。

秋のキャンプ風景

既に持っているギアと燃料の共有ができるか

上で説明したメインで使うシチュエーションも大事なのですが、個人的には既に持っているギアと燃料が共有できるか、というのも気にすべきポイントだと思います。

一応メーカーとしては自社の純正ガス以外使用禁止というのが一般的な注意書きとしてあるのですが、規格は一緒なのでいざという時に燃料を共有できた方が便利ですよね。

なので、既にバーナーやランタンを持っている人は、基本的には燃料の種類は統一した方が買い置きしておく燃料の収納スペースも最低限で済むので効率が良いです。

ちなみにぼくは既に持っているランタンやバーナーがOD缶(アウトドア仕様のガス缶)だったので、シングルバーナーを買う際はOD缶対応のバーナーに絞って検討しました。

一体型か分離型か、はたまたジェットボイルか

次に考慮するのは、一体型か分離型かジェットボイルかというバーナーのタイプです。

それぞれのメリットとデメリットをまとめると以下のようになります。

タイプ メリット デメリット
一体型 軽くてコンパクト 火力や安定性が弱い傾向
分離型 鍋が安定する 一体型と比較して嵩張る
ジェットボイル 最速&低燃費でお湯が沸く お湯 or 液体状の調理に限定

まずジェットボイルについてはお湯を沸かす専用のバーナーなので、登山でお湯を使ったインスタント食品の調理やコーヒーを淹れるくらいしか使わない人専用と言えます。

一体型と分離型については、軽さを取るか安定を取るかで選べば良いと思います。

あとはあまり使っている人はいないと思いますが、シングルバーナーに被せて使うタイプのストーブは分離型でのみ使用可能です。一体型だと輻射熱でガス缶が破裂します。

もしこれを使いたいと思っている人は、迷わず分離型を選ぶようにしましょう。

どれを選べば良いかわからないという人には、個人的には一体型がおすすめ。

コンパクトに収納できるので登山や徒歩キャンプでも使えるし、そもそも鍋の安定性を求めるような大型鍋料理をするならツーバーナーを使った方が効率良く調理ができるためです。

重量(軽さ)

登山や徒歩移動でザックに入れて持ち運ぶことを考えると、軽さは重要な要素になります。

一般的には

アルコールストーブ < 一体型 < 分離型 < ジェットボイル

の順に重くなりますが、同じタイプでもメーカーやモデルによって結構差があったりします。

もちろん軽いに越したことはないのですが、登山以外のキャンプでは数十グラムの差を気にする必要はないと思うので、その他の要素との兼ね合いで考えるのが良いと思います。

サイズ(コンパクトに収納できるか)

収納時のサイズについては、特に登山や徒歩キャンプで使う人は気にするべきポイントになると思います。

折りたたんだプリムス153ウルトラバーナー

特にパッキングのことを考えると、クッカーの中に入るサイズであることが大事な条件になるケースが多いです。

プリムス153ウルトラバーナーをソロクッカーに収納

基本的には一体型のバーナーが携帯性に優れていますが、その中でもメーカーやモデルによって違いがあります。

ゴトク(鍋を乗せる部分)が折りたためるタイプであれば殆どの人にとっては十分コンパクトになると思うので、重量と同様に他の要素との兼ね合いで決めるのが良いです。

ちなみに超軽量(本体重量が50~70g程度)のものは基本的に火力が弱く、且つゴトク3本で鍋を乗せた時の安定性が低いので、すごく軽さにこだわる登山家とULハイカー以外には不要だと思います。

火力

火力はそこまで重要視はしなくても良いと思いますが、お湯が沸くスピードや調理のスピードに影響するので、最大出力が強いに越したことはないです。

これもサイズと同じで、例えば重量が20g程度(水一口分くらい)しか変わらないのであれば、重量に敏感な登山家やULハイカー以外は火力を取ってもいいと思います。

防風性

風に対しての強さはバーナーの構造によって結構違いが出ます。

防風性を高めるための構造にはいくか種類があり、ざっくり分けると

  • 風防が付いているもの
  • バーナーをエリアで区切っているもの

の2パターンがあります。

風防が付いているもの

前者はイメージが付きやすいと思いますが、バーナーのガスが噴射する箇所を囲うように風防が付いていて、360度全面の風から火が消えるのを守ります。

SOTO マイクロレギュレーターストーブウインドマスターなどが代表的なタイプです。

バーナーをエリアで区切っているもの

後者はPrimusのP-153のようなタイプ。

ガス噴射口は裸なのですが、バーナーヘッドをいくつかに区切ることで、一つの区画が風で消えてしまっても他の区画は着火を保つように設計されています。

X型グリッド

出典:イワタニ・プリムス株式会社

イグナイター(点火装置)の有無

点火装置はあった方がラクですが、無い方が軽くなります。

プリムス153ウルトラバーナーのイグナイター

ただ登山家からするとこの点火装置というのはおまけのような存在で、他に着火道具を持っていることが当たり前。なので軽さ重視の人はイグナイター無しで問題ないと思います。

だらだらソロキャンプでも使いたいぼくみたいな人間は、できればイグナイターがあった方がラクに着火できるのでおすすめです。

さいごに

シングルバーナーを選ぶときは、上に書いた7つの要素を考慮して選びましょう。

まず始めに燃料の種類とタイプ(一体型・分離型・ジェットボイル)を決めて候補を絞り込んだ上で、他の5要素で比較していくとスムーズに決められると思います。

そうは言っても、「キャンプを始めたばかりでどういうスタイルになるかもまだわからない」という人もいると思うので、そういう場合はとりあえずプリムスの「153ウルトラバーナー(P-153)」を選んでおけば間違いないと思います。

それでは!

スポンサーリンク
レクタングル(大)