「新富士オートキャンプ場」はリピート確定のほっこりキャンプ場でした

東京に住んでいるので普段は千葉県か埼玉県のキャンプ場に行くことが多いのですが、先日の土日は静岡県は富士宮市にある「新富士オートキャンプ場」に初出陣してきました。

 

トイレやお風呂などの水回り事情から、景観やサービスまで、公式サイトに載っていない情報満載でご紹介していきたいと思います。

関東在住で、特にファミリーにお勧めできるキャンプ場なので、当てはまる方はぜひ読んでみてください。

 

「新富士オートキャンプ場」のロケーション

キャンプ場の場所、アクセス、近くのスーパーをご紹介していきます。

場所・アクセス

新富士オートキャンプ場は静岡県富士宮市にあります。

富士山の5合目まで車で40分という距離で、こちらのキャンプ場自体も標高600メートルの山の中に位置しています。

車でのアクセス

東京から車で行く場合は、東名高速道路の富士ICで降りて、西富士道路→国道139号→上井出IC下車→県道72号というルートで行くことができます。

中央自動車道と通るルートもあるそうですが、高速降りてからのアクセスと途中の買い出しを考えると、東名高速の方が便利そうだったので今回はこちらのルートを選択。

 

途中で事故による若干の渋滞はありましたが、新宿を出てからSAでの休憩と買い出しを含めて4時間ちょっとで到着しました。

地図で見ると東京からちょっと遠いかな？と思っていたのですが、道路が空いている帰りは3時間くらいで着いちゃう距離でした。

 

住所

キャンプ場の住所、電話番号、予約フォームは下記のとおりです。

 

近くのスーパー（買い出しスポット）

キャンプ場は山の中にあることもあり、すぐ近くにはスーパーがありません。

富士ICから行くルートの場合は、途中にマックスバリューがあるのでそこで買い出しするのが良いと思います。

ちなみにマックスバリューでは富士宮市名物の富士宮やきそばが売っていたので、今回はこれも頂きました。

 

 

キャンプ場でも採れたて野菜と産みたて卵が販売されているのですが、大体の買い出しはスーパーで済ましていきましょうね。

キャンプ場内で販売されているうみたて卵

テントサイト

テントサイトは全79区画で、オートサイトとフリーサイトがあります。

出典：新富士オートキャンプ場

 

オートサイト

 

オートキャンプサイトは65区画あり、全サイト電源付き。ただしAC電源を使う場合は、使用料1,000円が別途必要になります。

 

地面はキャンプ場内の場所によっても変わってくるのですが、芝、砂利、土、が入り混じった感じのサイトが多かったです。

サイトは紐や木で区分けされています。サイトは基本的に先着順のようですが、混んでる時などはキャンプ場に着いたらオーナーさんが案内してくれるようです。

 

テントサイトは広くないですが、広葉樹でサイトを区切っているところも多く、プライベート感は確保しやすいと思いました。

 

フリーサイト

フリーサイトは14区画分あり、こちらは電源なしです。

 

バンガロー

テントサイトとは別にバンガローが6棟あります。

こちらはサイズごとに値段が違うのですが、10,000円~18,000円/泊程度で、10人泊まれるグループ用のバンガローもあります。

 

テントサイトの値段

値段はオートサイト、フリーサイトともに1区画5名までが4,500円。人数が一人増えるごとに大人＋1,000円、子供＋500円になります。

団体と60才以上のシニアは割引があるそうです。更に1月5日～4月15日の間は冬季割引もあるそうなので、この期間に行く方は電話で問い合わせてみるのをお勧めします。

 

今回は4人で行って電源使用なしだったので、キャンプ場の利用料は4,500円ポッキリ！

人数ごとの入場料がないことと、露天風呂の入浴料が無料なので、比較的安く感じました。

 

主要設備

お風呂、トイレ、水場、ゴミ捨て場などのキャンプ場主要設備を写真付きでご紹介していきます。

管理棟

 

キャンプ場の入り口を入ってすぐの倉庫を左に曲がったところに管理棟があります。

受付けはこちらの管理棟なので、前に車を一時停止してまずは受付を済ませましょう。

 

売店・レンタル品

 

レンタル品は管理棟でスタッフさんに言えば借りることができます。氷やお菓子などの購入もこちらになります。

自動販売機ではジュースとお酒（ビール、ハイボール、酎ハイ）が販売されており、24時間購入することができます。近くにスーパーやコンビニがないので、夜にお酒が足りなくなってキャンプ場内で買えるのは安心ですね。

※注：自動販売機での販売は夜22時までです。

 

レンタル品は結構充実しており、テントやタープ、薪ストーブなども借りることができるそうです。今回は寝袋を忘れた友人用のシュラフを借りようと思ったのですが、毛布であれば無料で貸していただけるとのことだったので、そちらを利用させてもらいました。

 

薪は500円で購入可能で、袋に入れてもらうことができます。

 

キャンプ場で大量に薪を作って乾燥させているようなので、火付きもよく良い薪でした。

 

売店とは無関係ですが、キャンプ場周辺には杉の木が多く生えているので、歩いて回れば焚き付けに使える杉の葉が無料で大量に手に入ります。

 

水場（炊事場）

水場はキャンプ場内に2か所あります。

ひとつは管理棟に併設されており、もうひとつはテントサイトの間に位置しています。

 

 

 

管理棟の方はお湯が出ますが、もう一方は水だけです。

管理棟のお湯はちゃんと水も混ぜて出さないとめちゃくちゃ熱いので、特にお子さんと洗い物をする時などは注意するようにしてください。

 

また、スポンジや洗剤は置いてないので、持って行くのを忘れないようにしましょう。

 

トイレ

 

トイレは場内に2ヵ所あり、水場の近くに位置しています。

管理棟のすぐ隣にあるトイレは建物自体も新しく、洋式のトイレはウォシュレット付きになっています。

 

管理棟ではない方のトイレは男子トイレと女子トイレが一緒になっており、部屋ごとに男性用と女性用が分かれている形です。こちらも設備は綺麗です。

 

ゴミ捨て場

 

ゴミはしっかり分別すればキャンプ場で回収してもらえます。

ゴミステーションは綺麗にされており、燃えるごみのコンテナ内でも耐えられない悪臭などはないです。

 

ゴミ捨て場の前に水道があるので、汚れた瓶を捨てる前に水でゆすいだり、ゴミ捨ての後に手を洗ったりすることができます。

 

分別は他のキャンプ場と同じように細かいので、ペットボトルの蓋やラベルを取って分別するなどのマナーは守るようにしましょう。

炭はゴミステーションのすぐ隣にあるドラム缶に入れて捨てましょう。

 

無料で入れる露天風呂

 

新富士オートキャンプ場のおすすめポイントとして特典が高いのが、無料で入れる露天風呂とシャワーです。お風呂は管理棟の隣にあります。

 

お風呂が開いている時間は下記のとおりで、時間に余裕があれば朝風呂することも可能。

• 朝　8：00～10：00
• 夜　16：00～22：30

夜は一応22時過ぎまで開いているそうですが、消灯時間が22時なので、早めに入るようにしましょう。

 

お風呂の中は屋内のシャワールームと露天風呂スペースに分かれています。

シャワーは3台くらいあるのですが、一気に使うとめちゃくちゃ水圧が弱くなります(笑)　シャンプーの泡を流すのに時間がかかるレベルですが、無料なのでそこはご愛敬ということで。

 

露天風呂は結構造りがしっかりしており、キャンプ場の自然に囲まれてお風呂に入れるのですごく気持ち良くて満足度高いです。

 

お風呂を出た後はドライヤーを無料で使うことができるので、女性の方も安心です。

ただし、ドライヤーは一台しかないので混んでるときは待つことになるかも。

 

尚、脱衣所にロッカーはないので、貴重品などは別の場所で管理するようにしましょう。

 

ファイヤーサークルでの焚き火と竹酒サービス

 

管理棟の隣にキャンプ場のファイヤーサークルがあります。

小屋の中には大量の薪が積んでありますが、仕入れ先は秘密だそうです(笑)

 

こちらのファイヤーサークルでは毎日18時からオーナーさんが大きな薪で焚き火をしており、タイミングが合えば、その場で焼いた食材や竹酒をサービスで頂けます。

 

オーナーさんが焼いた野菜を各サイトを回って配ることもあるようで、お風呂に入って戻ったら、自分のサイトに焼き芋やとうもろこしが置いてありました。

お風呂と言い、毛布と言い、オーナーさんのサービス精神が節々に感じられます。

 

富士山はそんなに見えないことだけ注意

新富士オートキャンプ場という名前から富士山を連想する方も多いと思いますが、富士山はそんなに見えないのでご注意ください。

管理棟の前あたりから見ると、山の向こうにちょこんと富士山が見える程度です。

 

ほとんどのテントサイトは広葉樹に囲まれているので、自分のテントサイトから富士山が見えるというのは期待しない方が良さそうです。

 

さいごに

 

新富士オートキャンプ場は初訪問でしたが、オーナーさんのおもてなし精神が至るところにあふれる素敵なキャンプ場でした。気になる方はぜひ予約してみてください。