キャンプ飯

【お手軽】ソロキャンプには「水漬けパスタ」が早くて美味くてカンタン

水に浸けたパスタ

ラーメン、うどん、素麺など、キャンプでも人気の麺類。

その中でも味のバリエーションが豊富で人気なのが、みんな大好きパスタですよね。

 

ただパスタを一から作ろうと思うと、麺を7分くらい茹でてソースを作ってと結構大変。

そこで、今流行りの水漬けパスタで簡単に美味しいパスタを作れる方法を試してみたので、メリットやキャンプで作る時のコツをご紹介していきたいと思います。

 

水漬けパスタのメリット

茹で時間1分でパスタができる

水漬けパスタの最大のメリットは調理時間が短縮できるというもの。

 

水に浸けている時間は長いのですが、ガスを使った調理時間が短いので、

  • お腹が減ったときに素早く料理が出来上がる
  • バーナーのガスを節約できる

というメリットがあります。

 

小さい鍋でもムラなく茹で上がる

ソロキャンプや登山用に小さなクッカーを使っている人にとって大きなメリットになるのが、パスタを折らなくても茹で始めから全体がお湯に浸かるところ。

 

水に浸けることで麺が柔らかくなるので、高さや幅がない鍋でもムラなく茹で上げることができます。

 

水漬けパスタを茹でるそのまま鍋に入れれば全体が水に浸かる

 

水漬けパスタの材料

水漬けパスタに必要なものは以下の通り。

  • パスタ
  • パスタと水を入れる容器 ※ジップロックの大(横幅26.8cm)がおすすめ
  • ソース
  • バーナー
  • 鍋(1つでOK)

 

ひとつずつどんなものがおすすめか説明していきます。

「そんなの言われなくてもわかってるよ!」って人は、さらっと読み飛ばしてください。

 

パスタ

好みのパスタを選びましょう。

スパゲッティでもフィットチーネでもペンネでもマカロニでも大丈夫。ソースに合いそうなやつを選びましょう。

ただし、分厚いものはその分水に浸ける時間も長くするようにしてくださいね。

 

加熱するので水道水でも湧き水でもなんでも良いです。

ただし、飲み水じゃなくて不安な場合は茹でる際にちゃんと沸騰するまで加熱しましょう。

 

パスタに下味をつけるための塩です。つまり安物でOKです。

 

パスタと水を入れる容器

よくテレビやレシピサイトではかっこいいパットを使ってパスタを水漬けにしているところを見ますが、荷物を減らしたい野外のキャンプにおいてはジップロックの大サイズがおすすめ

リュックに入れても水が漏れないし、空気を抜けば最低限の水でパスタにしっかり水が染みます。

 

水に2時間浸けたパスタ

 

大サイズは横幅が26.8cm。スパゲッティなどのロングパスタは大体長さが25cmくらいなので、ちょうどぴったり収まるサイズです。

(収まらなかったらごめんなさい・・・少なくともママーは大丈夫)

 

ソース

ソースはレトルトのやつを使いましょう。ラクちんです。

たらこスパゲッティみたいに和えるだけのものでも、カルボナーラやボロネーゼのようなソース上のものでも、どちらでも美味しく作ることができます。

 

ぼくのお気に入りはボロネーゼ。

トップバリューのものなら100円くらいで手に入ります。

ボロネーゼソースと茹でた水漬けパスタ

 

バーナー

普通のガスバーナーでOKです。別に焚き火で調理しても全く問題ありません。

 

ソースにこだわって自分で作りたい場合はソース用の鍋が必要ですが、市販のレトルトソースを使う場合は鍋1つで大丈夫です。

 

メリットのところでも書いた通り、小さいクッカーでも問題なく作れます。

 

クッカーとバーナーシングルバーナーとソロ用クッカー

 

水漬けパスタの作り方

作り方はとっても簡単。

 

普通にパスタを作る手順の前に

  • 水に2時間くらい浸ける

という工程を加えるだけ。

 

水に浸ける時間は長すぎてもぶよぶよに伸びきるみたいなことはなかったので、朝に浸けて夜に食べるとかでも問題ないと思います。

 

塩は水に入れておいても良いですし、茹でるタイミングで入れても美味しく作ることができました。

 

パスタを茹でる前に塩を入れるパスタを茹でる前に塩を入れる

 

 

次に、ぼくが実際にキャンプや登山で水漬けパスタを作って身に着けたポイントを2点ご紹介します。

 

ポイント①:浸け汁をそのまま茹でるのに使う

水漬けパスタの作り方を調べていると、せっかくパスタを水漬けしたのに別でお湯を沸かして作っている人が結構多いようですが、それってもったいないですよね。

 

水漬けパスタは、別に水からお湯を沸かすタイミングから鍋にパスタが入っていても問題なしです。

浸け水ごと鍋に入れて、お湯が沸騰する頃には茹で上がるので燃料の節約にもなりますよ。

 

水漬けパスタを茹でる浸け水とパスタを鍋に入れて火にかけるところ

 

ポイント②:ソースは麺を茹でた鍋に入れて温める

洗い物をできるだけ増やしたくないキャンプや登山においては、ひとつの鍋で調理を完結させることが効率化のポイントです。

 

レトルトパウチのソースも別の鍋にお湯を沸かして温めるのではなく、パスタを茹でた鍋で湯切りしたら、そこにソースを入れて混ぜながら火にかけて温めましょう。

 

完成した水漬けボロネーゼパスタ

 

ポイントはパスタの茹で時間を短めにしておくことです。そうすることで、パスタとソースを混ぜてから火にかけて温めることでちょうど良い茹で加減に仕上げることができます。

 

 

さいごに

完成した水漬けボロネーゼパスタ

 

水漬けパスタは調理時間が短くなるし、キャンプや登山のときにぴったりな料理です。

 

浸け水で茹でることと、ソースはパスタを茹でた鍋にそのまま入れてパスタと一緒に温めるというポイントを守って、効率よくパスタを完成させましょう!それでは!