先日はキャンピングヒルズ鴨川に、2017年以来2回目の訪問でキャンプをしてきました。
改めて気づいた点を含めて、キャンピングヒルズ鴨川の魅力と注意点をご紹介していきます。
リピーターだからこそわかる他人には教えたくない穴場テントサイトや、予約時の注意点も書いていきたいと思います。
目次
ロケーション
キャンプ場の場所、アクセス、近くのスーパーをご紹介していきます。
場所・アクセス
キャンピングヒルズ鴨川は千葉県鴨川市にあり、市街地から車で10分程度の好立地にもかかわらず自然が満喫できる山の中にあります。
房総半島の南の方で、勝浦と南房総の中間くらいに位置しています。
東京から車で行く場合は、アクアラインを通って2~3時間で到着する距離です。
海が近いため、時間に余裕があれば海にも遊びに行けます。
また、鴨川シーワールドや海鮮料理や等、行き帰りの道中に寄れる観光スポットも多い場所となっています。
キャンピングヒルズ鴨川
住所: 千葉県鴨川市宮2015-62
電話: 0470-92-9979
近くのスーパー(買い出しスポット)
キャンピングヒルズ鴨川は大手スーパーや地元の市場など、近くの買い出しスポットが充実しているキャンプ場だと思います。
キャンプ場自体は良い感じで自然の中にあるのですが、スーパーや100円均一が近くにあるのは買い出しに便利で助かりますね。
キャンプ場の近くにはイオンもあるのですが、地元民御用達のODOYA(おどや)というスーパーがおすすめです。地元で採れた野菜なども販売されています。
キャンプ場の近くに行くと複数店舗あるのですが、一番近いのは「おどや 鴨川店」なので、直前の買い出しであれば間違えないように気を付けてください。
おどや 鴨川店
〒296-0001 千葉県鴨川市横渚150
また、公式サイトにも載っている「わくわく広場」という農産物直売所は地元で採れた野菜や、卵、魚介類が安くで販売されています。
ただし、スーパーのようにアルコールや日用品の取扱いは豊富ではないので、全部まとめて買い出ししたい人はおどやかイオンに行くのをおすすめします。
テントサイト
テントサイトは全部で40区画あり、そのうちAC電源サイトが10区画です。1区画の基本料金は5,000円で、5人、車1台、テント1張りまでです。電源は確か1,000円だったと思います。
テントサイトはいろいろな場所・形のサイトがあり、棚田が見える景観付きサイトもあります。
ぼくが気に入っている、他人には教えたくないサイトは「J1」という入り口に最も近いサイトです。他のオートキャンプ場の2~3サイト分の広いスペースと、木で囲まれたプライベート感がポイントです。
テントサイトへのチェックインは12時、チェックアウトは11時30分です。
ただし、チェックインは空いていれば10時頃から入ることも可能なので、予約時に問い合わせることをお勧めします。
主要設備
お風呂、トイレ、水場、ゴミ捨て場などのキャンプ場主要設備を写真付きでご紹介していきます。
管理棟
こじんまりしたこちらの管理棟は、キャンプ場の入り口入ってそのまままっすぐ10メートル程進んだところにあります。
ドアの外側にインターホンがあるので、もし中にスタッフさんがいなければインターホンを押して呼ぶようにしましょう。尚、受付はこの管理棟で18時までに済ませる必要があります。
こちらの管理棟では燃料の販売や毛布のレンタルなどは行っていますが、なんでも売っている売店的な感じではないです。
ファミリーが多く集まる休日などは、不定期で竹とんぼ作りなどの体験アクティビティも行っているようです。
売店・レンタル品
レンタル品はテント、シュラフ、バーナー、テーブル、椅子など、必要なものは結構揃っているようです。
売店という感じで商品が陳列されているわけではないのですが、管理棟ではバーベキュー用の炭が400円、ホワイトガソリンが1,000円で購入することができます。
薪は1本50円で8本まで購入することができますが、在庫の本数が少なく、また外で保管してあり湿気っているので、できれば自分で買って持って行くことをおすすめします。
セルフサービスでお金を入れて自分で好きな薪を持って行くスタイルですが、時間が遅くなると良い薪がなくなってしまうので、現地で薪を購入する場合は、できるだけ早く確保するようにしましょう。
水場(炊事場)
流しがある水場は受付け付近のメインが1つと、キャンプ場の奥の方に1つもうひとつで合計2つあります。
水道の数はメインでも4つほどしかなく、夕食の時間や朝は混みます。
集団で占領すると他の家族やグループが使えなくなってしまうので、役割分担しながら他の人に配慮して使うようにしましょう。
メインの方しか確認していませんが、水道からはお湯が出るので油汚れも簡単に落ちて助かります。また、たわし、スポンジ、金だわし、洗剤が備え付けてあるのも嬉しいポイントです。
メインの水場には自販機が置いてあり、温かい缶コーヒーや炭酸水、ジュースを買うことができます。アルコールの販売はないのでご注意ください。
トイレ
トイレはキャンプ場内に2つ、どちらも水場の近くにあります。
掃除はしてあってすごく汚いということはないですが、トイレの建物自体が古いので暗い感じなのと、屋外のトイレという感じの匂いはあります。
メインの男子トイレには和式、洋式、小便器がひとつずつあります。
混雑で待つことはあまりないと思いますが、ゴールデンウィークなどの繁忙シーズンだと、混んでる時間は外で待つことがあるかもしれません。
ゴミ捨て場
ゴミ捨て場は管理棟近くのメインの水場に併設されています。
キャンピングヒルズ鴨川で捨てられるゴミは炭と生ごみだけなので、その他のゴミは持って帰る必要があります。
キャンプ場近くのスーパーでは鴨川市専用のゴミ袋が1枚50円で販売されていますが、結局自宅に持って帰ることになるので安いゴミ袋を買って使うのがおすすめです。
露天風呂
キャンピングヒルズ鴨川は漢方薬局を営むオーナーさんが経営しているキャンプ場なので、薬草を使った日替わりハーブ風呂が名物になっています。
料金は大人500円、子供250円で、15時から22時はお風呂に入り放題です。
オープン直後の15時が一番空いていて、17時頃が一番混むらしいです。
シャワーは4つくらいしかないので、混んでる時間だと順番待ちすることになる可能性があります。
お風呂の場所は管理棟のすぐ隣の建物で、着替えスペースがあります。
鍵付きのロッカーなどはないので、貴重品などは車の中など別のところに置いておくようにしましょう。
また、石鹸は置いてないので、シャンプーなどは持って行く必要があります。
棚田の絶景
露天風呂と並ぶこちらのキャンプ場一押しポイントが、キャンプ場から歩いて3分で行ける絶景棚田スポットです。
キャンプ場の入り口から管理棟の前を通って道なりに歩いていくと、細い小道があるので、そこを進んでいくと棚田と海が見渡せる場所に行き着きます。
公式サイトによると、以下の通り年中別の顔を見せてくれるそうです。
11月~3月 海から昇る日の出がのぞめます。
4月 田んぼに水を張りますので、水面に映る青空と雲がきれいです。
5月~6月 空気が澄んでさわやかな日が多いので、とても気持ち良いです。
7月~8月 稲も育ち、風が吹くと波のようになびく様はなんとも言い表せない美しさです。
9月~10月 稲刈りも終わり棚田も一休み。でもこの景色も良いんですよ!
出典:キャンピングヒルズ鴨川
ぼくが棚田の前でごろごろリラックスしていると、田んぼのオーナーさんが来ていろいろ話してくれました。
キャンピングヒルズ鴨川に泊まりに来た人のほとんどがこの棚田を訪れると思いますが、棚田の魅力にハマって田んぼに出資する人が多いらしいです。出資すると田植えができたり、手入れ体験ができたり、できたお米をもらえたりするそうです。
更に魅力に取りつかれた人の中には近くに家まで買っちゃう人もいるんだとか。
鴨川、そして棚田の魅力、恐るべしですね・・・!
予約時の注意点
予約する際にメールや電話で確認されるのですが、ファミリーが多いキャンプ場なので、遅い時間まで騒いだりする人の利用はNGとなっています。
大音量で音楽をかけたり、夜まで騒いだりしたい場合は別のキャンプ場に行くようにしましょう。(夜騒いでOKなキャンプ場って貸し切り意外に知らないですが・・・)
テントサイトは基本早いもの順で取っていくスタイルなので、希望のサイトがあれば事前に連絡しておきましょう。とは言え、初めての場合はどこが良いかわからないと思うので、早めに行って気に入った場所を確保するのが良いと思います。
チェックインは12時が基本ですが、空いていれば追加料金なしで10時から入ることができます。
予約時にアーリーチェックインが可能か確認しておくことで、良いサイトも取れるし、キャンプ場でより長い時間ゆっくりと過ごすことができてお勧めです。
さいごに
キャンピングヒルズ鴨川は日替わりハーブ風呂と棚田の絶景が一押しの素敵なキャンプ場です。
高原の落ち着いた雰囲気で家族や友人とゆっくり過ごせるキャンプ場なので、騒ぐのではなく、自然に囲まれた環境で都会の喧騒を忘れてリラックスしましょう。
ぼくは普段結構いろんなキャンプ場に行ってしまうタイプなのですが、リピートしてしまう魅力的なキャンプ場なので、千葉県のキャンプ場を探している方はぜひ遊びに行ってみてください。