キャンプ場

「オートキャンパーズエリアならまた」のテントサイトや水回り等を徹底レポート!

受付けにあるブラックボード

今回は8月後半のまだ暑さが残る(というかまだまだ猛暑)な時期に、群馬県のカヌーができてダムが見れるキャンプ場「オートキャンパーズエリアならまた」に行ってきました!

ちょっと値段は高めでしたが、広くてサイトの数が多くてよく管理されたキャンプ場で、快適に過ごすことができました。

 

この記事では、オートキャンパーズエリアならまたに行くのを検討している方向けに、実際に行ってみないとわからない水回りの情報、テントサイト、アクティビティ情報などを含めてこちらのキャンプ場をご紹介していきたいと思います。

 

オートキャンパーズエリアならまたのロケーション

キャンプ場の場所、アクセス、近くのスーパーをご紹介していきます。

 

場所・アクセス

オートキャンパーズエリアならまたは群馬県利根郡(とねぐん)のみなかみ町にあります。

上越線水上駅からバス+徒歩で行くことも可能ですが、それぞれ約1時間程度かかるので車でいくことを強く推奨します。

 

 

オートキャンパーズエリアならまた

住所: 〒379-1721 群馬県利根郡みなかみ町藤原字洗の沢 6322-2

TEL: 0278-75-2700
FAX: 0278-72-6660

営業期間: 6月1日~11月上旬予定(積雪状況により異なる)
営業時間: チェックイン/14:00~18:00 チェックアウト/~11:00
※予約の無い日は臨時休業する場合あり

 

車でのアクセス

東京から車で行く場合は練馬ICから高速に乗り、関越自動車道を通って水上ICまで行くルートが良いです。

練馬ICから水上ICは141kmなので高速に乗っているのは1時間半~2時間程度。水上ICを降りてからはさらに下道で1時間程度なので、東京から行く場合は買い出し含めて4~5時間程度はかかると考えておきましょう。

 

電車・徒歩でのアクセス

もし公共交通機関で行きたい場合は、上越線水上駅からバスに乗って「湯の小屋」バス停を目指します。バスで50分程度移動した後、バス停からさらに50分程度歩いたところにキャンプ場があります。

キャンプ場までの道中はダムなど見どころはあるものの、一般道を歩くだけなのでよっぽど理由がなければ徒歩は諦めて車で行くか別のキャンプ場を探した方が良いですね。

 

近くのスーパー(買い出しスポット)

ベイシアというスーパー

キャンプ場の近くにはスーパーがなく、一番近いスーパーでもキャンプ場から50分程度の距離にあります。

 

「ベイシア」というスーパーが水上ICとキャンプ場の間にあるので、高速を降りてからスーパーに寄っていくのを絶対に忘れないようにしましょう。ベイシアは食品だけではなく衣料品や生活用品も幅広く取り扱っているので、買い出しはここに行けば大丈夫です。

 

ベイシア 月夜野店

住所: 群馬県利根郡みなかみ町下牧482

電話: 0278-62-0001

営業時間: 9:00~20:00

 

ちなみに「月夜野(つきよの)」というのは昔の町の名前で、今はみなかみ町と合併しているので住所はどこもみなかみ町だそうです。

 

オートキャンパーズエリアならまたのテントサイト

オートキャンプサイト

 

サイトの種類

キャンプ場マップ

 

こちらのキャンプ場ではオートサイトがサイズ別で分類されている他、フリーサイト、ペットサイト、焚き火サイトなどから好きなサイトを選ぶことができます。

予約時はサイトの種類とエリアを指定することができますが、そのエリア内での場所は早いもの順なのでご注意を。

 

オートキャンプサイト

フリーサイト

 

キャンプ場の名前からも分かる通り、オートサイトが多数あるキャンプ場になっています。

通常の芝生サイトの他に

  • 定員20名のファミリーサイト
  • 定員30名のボーイスカウトサイト
  • お一人様専用のシングルサイト

などがあり、さらに芝生サイトとファミリーサイトは電源付きサイトも用意されています。

 

ファミリーサイトだと広さは300~400m²程度あり、車も4台入れることができるのですが、料金は12,000~14,000円と当然ながらお高くなります。グループで行けば一人当たりの単価はそこまで高くならないので、大人数のグループのときに検討すると良さそうです。

 

一番大きいボーイスカウトサイトは1サイトしかありませんが、定員は最大30人で、5~6組設営可能なサイトになっています。ボーイスカウトじゃなくても予約可能なので、大人数のグループで行くときは使えそうです。

ボーイスカウトサイトボーイスカウトサイトはめちゃ広い!

 

フリーサイト

フリーテントサイト

大空フリー芝生サイトと呼ばれるエリアは1泊が2,500円~3,500円で、定員5名、テント+タープ+車1台を入れることができます。

フリーサイトの奥の方や端の方は木陰になっているところもあるので、夏の暑い時期などでも良い場所が確保できれば快適に過ごすことができそう。

 

ペットサイト

ペットサイト

ペットサイトも芝生のオートサイトで、サイズは通常の芝生サイトと同程度です。

ペットサイトは柵で囲まれているので、ペットのわんちゃんも自由にサイト内を走り回ることができます。

 

キャビン

ログハウス

キャンプ場内の真ん中あたりにキャビンがいくつかあります。

小屋の前に食事などができるテーブルと椅子があるのですが、屋根はありません。もしキャビンを使う場合は、タープを持って行くかレンタルするのが良さそうですね。

 

地面の質

フリーサイト

オートサイトもフリーサイトもペットサイトも、どこもテントを張る地面は芝生です。

土は固すぎず柔らかすぎずといった感じで、ちゃんとペグを打てば刺さらなかったり簡単に抜けてしまったりというこはあまり無さそうでした。

 

利用料金

サイト利用料金はタイプ・大きさ・時期に応じて2,500円~20,000円程度まで開きがあります。

また、サイト利用料に加えて環境保全協力金(500円~3,000円/組)と、入場料(1,000円/人)がかかるので、総額の利用料金はちょっと高めなイメージです。

 

参考までに今回ぼくは

  • 大人5人
  • 車1台
  • テント・タープ1つずつ

で、最も安いフリーサイトを利用したところ、サイト料金+環境保全協力金+入場料で9,000円になりました。オートサイトだとキャンプ場の利用料だけで1万円超えちゃいますね。

 

オートキャンパーズエリアならまたの主要設備

管理棟(受付)

管理棟

受付けのある管理棟はキャンプ場入ってすぐ、左手にあります。

受付をする際は説明を受ける必要があるので、管理棟の前にある駐車場に車を止めるようにしましょう。売店やレンタル品もこの管理棟内に入っています。

 

売店・レンタル品

売店

売店では基本的なものは大体ありました。

薪、炭、ガス、調味料、飲み物(水・ジュース・ビール)、氷などは一通り揃っています。

 

売店で取り扱っている調味料など売店で売ってるものたち

 

売店で取り扱っている飲料売店で売ってるビールやジュース

 

ちなみに薪はこんな感じのが1束700円です。

売店で取り扱っている薪

 

レンタル品

レンタル用品

レンタル品はテント、タープ、チェア、焚き火台、バーナーなどが揃っているので、手ぶらキャンプも可能です。

 

水場(炊事場)

水場

オートキャンパーズエリアならまたでは「サニタリー」と呼ばれる水場が3か所ほどあり、どのサイトからも近くのサニタリー棟にアクセスできるようになっています。

お湯が出ないのは残念でしたが、炊事場は綺麗に清掃されていました。

 

トイレ

トイレの洋式便器

トイレは基本的にサニタリーに併設されています。

 

靴を脱いでスリッパで入るスタイルなので、泥などで汚れにくいようになっています。

トイレのサンダル

 

こちらも特別綺麗という訳ではありませんが、炊事場同様にきちんと清掃されている様子でした。

 

お風呂・シャワー

コインシャワールーム

浴槽のあるお風呂は有りませんが、サニタリーに300円1分のコインシャワーがあります。

利用は20時までとのことなので、19時台は混雑していました。一人あたりの時間が短いのでギリギリに行っても大丈夫だと思いますが、絶対にシャワーを浴びたい場合は余裕をもって18時台くらいに行くのが良さそうです。

 

ゴミ捨て場

ゴミ捨て場

ゴミ捨て場は管理棟から歩いて30秒程度のところにあります。

ガスボンベ以外の缶・ビン・ペットボトルは管理棟入り口のゴミ箱なので、こちらのゴミ捨て場は燃えるゴミ(生ゴミ・食品容器・ダンボール等)とガスボンベ専用になっています。

 

オートキャンパーズエリアならまたの遊び・体験

ダムとカヌー

ダムの近くにあるという利点を活かして、オートキャンパーズエリアならまたではいくつかのアクティビティを楽しむことができます。

 

カヌー

ぼくは今回なにもしてないので(笑)、詳しくはご紹介できないのですが、歩いて行けるダムの湖でカヌーをすることができるようです。

カヌーは事前予約も可能ですが、キャンプ場内フリーサイトのところにも受付があったので、やりたい場合は当日でも諦めずに聞いてみるのが良いと思います。

カヌー受付フリーサイトにあるカヌーの受付

 

水遊び

また、キャンプ場内には小さい川が流れているので、小さい子供はそこで遊ぶこともできます。ダムの方は遊泳禁止、且つ深くなっているので子供が入ってしまわないように注意しましょう。

キャンプ場を流れる川キャンプ場内を流れる川

 

ダムの貯水湖ダムの貯水湖(こちらは遊泳禁止!)

 

オートキャンパーズエリアならまたの周辺施設

キャンプ場から1時間圏内には谷川岳や尾瀬など、自然に溢れた名所がいくつかあるそうですが、ぼくはダムと日帰り温泉に行ってきたので、その2つをここで紹介したいと思います。

 

ダム

奈良俣ダムの水が流れるところ

キャンプ場から車で5分程度の距離に奈良俣ダムがあります。

 

ダムのすぐ前に車を止められるスペースがあるので、そこに車を止めて20~30分ダムを見て帰るのおすすめです。

ぼくが見たときは水量も少なく水は全く流れてなかったのですが、普段あまり見ることのない大きなダムを見ると大人も子供もきっと興奮するはず。

 

奈良俣ダムの貯水湖こんな感じで貯水湖が見れたり・・・

 

奈良俣ダムの水門こんな感じで水門が見れたりします

 

ダムのすぐ近くには「ヒルトップ奈良俣」という建物があって、ダムの展望台や資料館になっています。売店で食べ物なども売っているので、お腹が減った時はここに寄っても良いかもしれませんね。

ヒルトップ奈良俣ヒルトップ奈良俣

 

日帰り温泉

近くの温泉

ならまた町にはいくつか日帰り温泉施設があるので、温泉好きな人は帰りに寄っていくことをおすすめします。

 

キャンプ場でもいくつか紹介してもらえるのですが、「ホテルサンバード」というところはオートキャンパーズエリアならまたに泊まったことを伝えれば通常1,000円の入浴料が700円に割引になります。

ホテルサンバードの建物入り口

 

ただ、ならまた町内の他の温泉施設でも500円程度で入れるところがあるので、帰り道に寄りやすいところに行くのが良いと思います。

 

さいごに

キャンプ場受付

 

オートキャンパーズエリアならまたはスキー場などを運営している企業が運営しています。そのため、良くも悪くもキャンプ場運営がシステム化されていると感じました。

広いキャンプ場ながら芝生も施設も綺麗に保たれていますが、その分アットホームな雰囲気は弱いと言えるでしょう。

 

個人的には東京からの距離も遠くて値段も高めだったので再訪の可能性は低そうですが、キャンプのついでにカヌーがしたい人やダムを見てみたい人にはおすすめなキャンプ場です。

また、定員20人のファミリー芝生サイトや定員30人のボーイスカウトサイトはグループキャンプの時に活用できそうなので、大人数で行けるオートキャンプ場を探しているときに検討してみてはいかがでしょうか?