アウトドア用のLEDランタンとかフラッシュライト(懐中電灯)は色んなメーカーから色んな種類が発売されていますよね。
普段からキャンプに行っている人なら既に自分の好みに合った照明器具を持っていると思いますが、そんなベテランさんにも(もちろん未経験者にも)おすすめしたいのがUCO (ユーコ) のLEDランランです。
UCO (ユーコ) のLEDランランは種類が豊富にあり、あなたの希望にピッタリあったものがある可能性が高いんです!一方で種類が多い分、自分に最適なモデルを選ぶのが難しいのが難点・・・。
ということでこの記事では、UCO (ユーコ) LEDランランのモデル別比較を通して、キャンプスタイル別にぴったりなモデルを見つけるお手伝いをしたいと思います。
目次
UCO (ユーコ) LEDランランの現在販売されているモデル
2018年9月現在で、UCO (ユーコ) LEDランランは下記モデルが販売されています。
- ハイアック (HYAK)
- レスシャイ (LESCHI)
- ファイヤーフライ (FIREFLY)
- クラルス (CLARUS)
- ルモラ (LUMORA)
- アルカイ (ALKI)
- ピカ (PIKA)
- テトラ (TETRA)
どれも見た目がスタイリッシュで使い勝手も良いのですが、やっぱり種類が多いですね。
ファイヤーフライ以外のモデルは短い状態でフラッシュライトとして、伸ばした状態でランタンとして使用することができるところも各モデルの共通点です。
しかも写真の通り見た目にも似たものが多く、それぞれの特徴を把握するのも大変・・・。
ということでスペックと特徴をわかりやすくまとめてみたので、詳しく見ていきましょう。
UCO (ユーコ) LEDランランのモデル別スペック比較
まずは各モデルのスペックを比較してみましょう。
※横スクロールで全モデル閲覧可能です
※長所/メリット 短所/デメリット で表しています
モデル | ハイアック (HYAK) | レスシャイ (LESCHI) | ファイヤーフライ | クラルス (CLARUS) | ルモラ (LUMORA) | アルカイ (ALKI) | ピカ (PIKA) | テトラ (TETRA) |
サイズ(使用時) | 20.3×φ5.7cm | 13.2×φ4cm | 13.5×φ3cm | 16.5×φ5.1cm | 20.5×φ6.5cm | 16.2×φ5.1cm | 16×φ5cm | 16×φ5cm |
サイズ(収納時) | 14.6×φ5.7cm | 9.8×φ4cm | 13.5×φ3cm | 11.4×φ5.1cm | 14×φ6.5cm | 11.6×φ5.1cm | 11.5×φ5cm | 11.4×φ5cm |
重量 | 263g(電池含む) | 69g(電池含む) | 40g(電池含む) | 104g(電池含む) | 228g(電池含む) | 124g(電池含む) | 118g | 122g |
電池 | 単3アルカリ電池×4本(別売) | 単3アルカリ電池×1本(別売) | CR2032×1個(付属) | 単4アルカリ電池×3本(別売) | 単3アルカリ電池×4本(別売) | 単4アルカリ電池×3本(別売) | リチウムイオン電池(内蔵) | リチウムイオン電池(内蔵) |
明るさ | 180ルーメン | 110ルーメン | 4ルーメン | 118ルーメン | 180ルーメン | 150ルーメン | 150ルーメン | 170ルーメン |
点灯時間(ハイ) | 7時間 | 2.5時間 | – | 5時間 | 8時間 | 5時間 | 4時間 | 5時間 |
点灯時間(ロー) | 115時間 | 4時間 | 12時間 | 130時間 | 190時間 | 130時間 | 80時間 | 120時間 |
定価(税抜き) | ¥4,000 | ¥2,000 | ¥3,300 | ¥2,400 | ¥3,800 | ¥3,700 | ¥4,700 | ¥7,500 |
どうですか?
こうやってまとめてみても、モデル数も比較すべき項目も多くて、まだわかりにくいですね。
このスペック比較からわかることをまとめると
- ハイアックとルモラは重いけど180ルーメンで最も明るい
- レスシャイとファイヤーフライはサイズが小さくて軽い
- レスシャイは点灯時間が短い=電池の持ちが悪い
- ファイヤーフライは4ルーメンしかないので暗い
- レスシャイは値段が安い(2,000円)
- テトラは値段が高い(7,500円)
- クラルス・ピカ・アルカイの3モデルはスペック的には中間程度のバランス型
という感じでしょうか。
定量スペックだけではベストなモデルが決めきれないので、次に各モデルの特徴(独自機能)を見ていきましょう。
UCO (ユーコ) LEDランラン モデル別の特徴
UCO (ユーコ) のLEDランランは各モデルにそれぞれスペック比較票だけではわからない特徴があります。
モデル別の特徴は下記の通り。
- ハイアック/アルカイ = 底面ショックコード
- レスシャイ = サイド面ショックコード
- ファイヤーフライ = マッチケース+ボトルオープナー
- クラルス = 簡単な4つの点灯モード切り替え
- テトラ/ピカ = モバイルバッテリー機能
- ルモラ = 底面固定ネジ穴と安定三脚
これだけだとわかりにくいと思うので、ひとつずつ説明していきます。
ハイアック/アルカイ = 底面ショックコード
ハイアックとアルカイの2モデルには底面にショックコード(伸縮性のある紐)が付いています。
このショックコードを枝やポールなどに括り付けることで、自分の上や横からライトで照らすことが可能になります。
レスシャイ = サイド面ショックコード
アルミボディで軽くて安価なのが特徴のレスシャイは、本体横にショックコードを備えています。
ハイアックと同様に枝やポールに括り付けるほか、自転車のハンドルやザックに固定して移動中のライトとしても使用することが可能です。
ファイヤーフライ = マッチケース+ボトルオープナー
40gという圧倒的な軽さが特徴のファイヤーフライは、マッチケースとボトルオープナーの機能を兼ね備えています。
多機能で便利ですが、本体の大部分はマッチケース用の空洞になっていて、ライト自体の明るさは4ルーメンとかなり弱いのがデメリット。メインで使うライトには頼りないので、緊急時用のお守りアイテムとして持っておくのが良さそうです。
クラルス = 簡単な4つの点灯モード切り替え
UCOのLEDシリーズの代表モデルでもあるクラルスは、4つの点灯モードをボタン1つで簡単に切り替えられるのが特徴。
ハイビーム、ノーマル、ロービーム、ストロボの4パターンがあり、欲しい明るさや用途によって使い分けることができます。
連続点灯時間としてはハイビームが5時間、ロービームが130時間なので、電池の持ちも考慮して使い分けたいですね。
明るさのイメージは以下の動画でも見ることができます。
テトラ/ピカ = モバイルバッテリー機能
テトラとピカの2モデルはUSB経由でスマホやGPSなどの他機器を充電できるモバイルバッテリー機能を備えています。
この2モデルは電池が付属のリチウムバッテリーになっており、他の乾電池モデルと違って専用ケーブルを使えばコンセントの電源で充電できるのも特徴のひとつ。
テトラとピカを比較すると、若干テトラの方がライトの明るさや電池容量が大きいようです。
ただ、値段はテトラが7,500円、ピカが4,700円なので、もしこの2モデルで迷っているようであれば
- 明るさとバッテリー重視 = テトラ
- コスパ重視 = ピカ
という感じで選ぶのが良さそうです。
ルモラ = 底面固定ネジ穴と安定三脚
全モデルの中でも180ルーメンと最大の明るさを持つルモラは、底面に固定ネジの穴と三脚が付いています。
底面固定ネジ穴
デジカメや一眼レフを三脚などに固定する時に使うネジ穴で、別売りの三脚や固定台を接続することで幅広い使い方が可能になります。
例えばデジカメ用のゴリラポッドを使えば、ハイアックやアルカイのように底面を枝やポールに括り付けて好きな場所をライトで照らすことも可能。かなり汎用性が高いと言えます。
安定三脚
底面には三本の脚が付いているので、そのまま立てても安定したテーブルランタンや登山の際のメインライトとして使用することができます。
この3本の脚は伸ばすことができるので、多少斜めになった場所や岩場などでも安定して立てて置くことが可能。幅広い環境で使えるように工夫された機能になっています。
まとめ:結局どのモデルを買えば良いのか?
ここまでで書いたスペック比較とモデル別の特徴を読んで、既に欲しいモデルが決まった人はぜひそのモデルで決めてください。
まだ決めかねている人向けに、改めてアドバイスするとすれば
- とにかく安くでUCOのLEDランタンが欲しい = レスシャイ
- 登山にも持っていける軽いモデルが欲しい = レスシャイ
- 軽くて多機能な予備用ライトが欲しい = ファイヤーフライ
- ライトとしての性能が高くて人気なモデルが良い = クラルス
- モバイルバッテリー機能もあるライトが欲しい = テトラ or ピカ(決め方はこちら)
- キャンプでも山でも使える汎用性の高いものが欲しい = ルモラ
という感じでおすすめしたいと思います。
※モデル名をクリックするとAmazonの商品ページに飛びます
ちなみにぼくはルモラを3年以上使ってますが、めちゃくちゃおすすめできます。
ということで、UCO (ユーコ) のLEDランランは選び方と各モデルの特徴さえ掴んでしまえば、きっとあなたにピッタリのライトが見つかるはずです。
まだ持ってない人は、ぜひ自分にあったモデルを探してみてはいかがでしょうか。