ぼくが参加した中野区キャンプインストラクター養成講習会の様子や感想をお伝えしていくシリーズです。
全部で3日間あった養成講習会のうち、この記事では【3日目】のレポートをしていきたいと思います。
全体の流れや、そもそもキャンプインストラクター資格で何ができるか、などが知りたい方は先に以下の記事をご覧ください。
※関連記事:キャンプインストラクター資格取得までの道のり【養成講習申込み~資格取得までの流れ、発見、そして感想】
目次
キャンプインストラクター養成講習会 Day3 の概要
最終日である3日目は、1日目と同じ桃園会館での講習と実技試験でした。
一日の流れは以下の感じ。
3日目の流れ
- キャンプの安全についての講義
- 昼休憩
- 合唱や折り紙によるキャンプ指導講習
- 実技テスト
- さよならパーティーと認定資格授与式
- 解散(希望者は懇親会に参加)
いつもと同じく朝9:30に集合し、午前中は講習。
早めに昼ごはんを食べたら、午後の前半はまた講義を受け、後半に試験、という流れ。
中野区のキャンプインストラクター養成講習では、3日目の最初に日本キャンプ協会への登録料と年会費の15,000円を支払い、午後に試験を受けたら即日で認定証発行という形でした。
午前中はキャンプの安全について講義
まずは朝からキャンプの安全についての講義を受けます。
講義形式でキャンプ指導者が気を付けるポイントなどを教えてもらったり、絵の中で危険な箇所を探すグループワークを行いました。
講義のあとはこれまでに習ったことを踏まえて、安全にキャンプをするためのプレゼンテーションをグループで作りました。
ぼくのグループは「安全・楽しい野外クッキング」をテーマに、野外で調理する時に気を付けるべきポイントをイメージを使ってまとめました。
絵はぼくではなく上手な人に書いてもらったので、綺麗に仕上がりました。
少し話が逸れますが、講評の際に講師の方から教えてもらった雑学で、軍手は素材によって手首のところの色が違うらしいです。
ぼくたちの班は黄色の線が入った軍手の絵をかきましたが、黄色の線は化学繊維が入っていて熱で溶けてしまうため、キャンプ(特に火の扱い)には向かないそうです。
手首の線が茶色の軍手は綿100%の純綿軍手で燃えにくいので、焚き火に軍手を使う人はこちらを選ぶようにしましょう。
午後の講習は合唱や折り紙によるキャンプ指導講習
1時間の昼休憩はまた外で班ごとにご飯を食べ、午後の前半はキャンプ指導講習でした。
レクリエーション、合唱、折り紙を使ったアクティビティを通して、キャンプ指導について学びました。
合唱なんて長らくしてなかったですが、これもレクリエーションと一緒で、大人になっても意外と楽しく歌えるものですね・・・。
いざ、実技試験
すべての講習が終わったら、1人5分でキャンプ指導のシミュレーションを行いました。
お題は下記の中から好きなものをひとつ選び、内容は各自で自由に考えます。
実技試験のお題
- キャンプ道具の使い方
- ロープワーク
- ゲーム(アクティビティ)
レクリエーションをやる人・鉈の使い方を実演する人・パワーポイントを使って海キャンプをプレゼンする人など、発表内容は人によって様々でしたが、みなそれぞれ工夫があって面白かったです。
ちなみにぼくはロープワークで「本結び」と「テグス結び」の指導実演を行いました。
自分でやる分には簡単でも、他人に教えるのはやっぱり難しいですね・・・。
全員の発表が終わったら、会長の福田先生から一人ずつに講評を頂けます。
基本は良かったところを褒めるスタイルで、さらに改善できるポイントについてのアドバイスもあったりなかったり。
尚、試験の内容は受験する団体によって異なりますが、合格率は99%超えということなので、ちゃんとやれば基本は全員受かります。
さよならパーティーと認定資格授与式
試験の講評が終わったら、最後にさよならパーティーと認定資格授与式が行われました。
さよならパーティーでは缶ビールやジュース、スナック菓子などをつまみながら談笑。
認定資格授与では、一人ずつ名前を呼ばれて認定証を受け取りました。
3日間だけの講習でしたが、もう終わると思うとちょっと寂しい・・・。
全員が認定証を受け取ったら、最後に記念撮影。
写真を撮ったら、片付けをして解散です。
最終日は三連休の中日ということもあってか、半分以上の受講者が任意参加の懇親会に参加していました。
懇親会では近くの居酒屋でお酒を飲みながら、受講者だけでなく講師の方の話も聞けるのでおもしろいです。
さいごに
3日目は講習・テスト・さよならパーティー&認定資格授与式という流れで、最終日までしっかりキャンプインストラクターになるための知識と技術を学ぶことができました。
実技試験で発表したロープワークは、今後は他人にも教えることができそうです。
3日間の養成講習を終えてみて、この講習を受けるだけで一人前のキャンプ指導者になれるとは思わないですが、ベテラン指導者から理論や実技を学べる良い機会だと思います。
ぼくは普段はアウトドア料理を食べてダラダラするだけのキャンプが多いですが、野外アクティビティやレクリエーションは大人がやってもすごく楽しめるものだというのが大きな発見でした。
子供のキャンプ指導をする機会はまだ少なそうですが、今回の養成講習で学んだことを活かして自分のキャンプをより良いものにしていければと思います。
この記事を読んで、もしキャンプインストラクター資格取得に興味を持ったのであれば、以下の記事を読んで養成講習への申し込みを検討してみてはいかがでしょうか?
※関連記事:キャンプインストラクター資格取得までの道のり【養成講習申込み~資格取得までの流れ、発見、そして感想】
それでは!