埼玉県の秩父地方にある長瀞は東京からのアクセスも良く、山と川の自然が豊富な場所で人気なキャンプ場が多いスポットです。
今回は「長瀞キャンプヴィレッジ(旧称:長瀞キャンプ村)」でキャンプしてきたので、温泉や川遊び事情なども含めてご紹介していきたいと思います。
目次
「長瀞キャンプヴィレッジ」のロケーション
キャンプ場の場所、アクセス、近くのスーパーをご紹介していきます。
場所・アクセス
長瀞キャンプヴィレッジは埼玉県秩父郡長瀞町にあります。
秩父鉄道、樋口駅より徒歩約15分なので、電車でも行くことができる場所です。
このオレンジ色の温泉タンクが長瀞キャンプ村の目印。
車でのアクセス
東京から車で行く場合は、練馬ICから関越自動車道に乗って約50分、花園ICで高速を降りて国道140号から長瀞町に行くルートが一般的です。長瀞にある他のキャンプ場の近くにあるので、長瀞に行ったことがある人はお馴染みのルートかと思います。
都内から行く場合でも買い出し込みで2~3時間で着くのは、忙しい週末キャンプには大変ありがたいです。
住所
キャンプ場の住所、電話番号、予約フォームは下記のとおりです。
長瀞キャンプヴィレッジ
住所: 〒369-1311 埼玉県秩父郡長瀞町岩田483
TEL: 0494-66-3817
FAX: 0494-66-3827
※営業期間は3月1日~11月30日まで(営業期間中は休みなし)
近くのスーパー(買い出しスポット)
買い出しに関してはキャンプ場から車で7分程度の距離にフジマートというスーパーがあります。大きくて品揃えも豊富なので、食材も飲み物もここで買ってしまいましょう。
フジマート長瀞店
住所:〒369-1304 埼玉県秩父郡長瀞町大字本野上704−1
TEL: 0494-69-2078
営業時間: 午前9:00~午後10:00
テントサイト
長瀞キャンプヴィレッジはバンガローとテントサイトがあります。
テントサイトは全てオートキャンプサイトです。約80区画あり、先着順で自分で好きなサイトを選べます。バンガローは全19棟、2人用から20人用までと幅広いサイズで少人数から大人数まで対応しています。
オートキャンプサイト
オートキャンプサイトは受付を下ったところにあり、川沿いや木立の中にサイトがたくさんあります。サイト同士は砂利道や木で区切られています。区画を分けている木は数本立っているだけなので、目隠しとしてプライベートスペースを確保できるほどではないです。
人気サイト
管理人さんいわく、人気なのは川沿いとのこと。トイレや水場が複数個所あるので、そのあたりも考慮して良い場所を選びたいですね。
通常チェックインは13時なのですが、1,000円払えばアーリーチェックインで10時から入ることができます。長期連休などの混雑する日でなければ、早めに行けば土曜日でもほぼ好きにサイトを選ぶことができておすすめです。
地面の質
地面は軟らかい土と芝生です。テントマットのレンタルがないのですが、設営の時にテントの下の小石さえ取り除いておけば薄めのマットでも寝られる感じです。
ただし、地面が軟らかい分ペグの刺さりが弱いので、長めのペグを使うなどして風が吹いてもペグやテントが飛ばされないように注意しておきましょう。
オートサイトの利用料金
1サイト 3,500円でテント&タープ1張りづつ、車1台・5人までです。車を追加する場合は別でもう1サイト取るか、別に1,000円で駐車場を利用する形になります。
サイト料金以外にはゴミの処理代として1サイトあたり100円が必要になります。
ソロキャンプの人は5/19~7/31の期間に限り、1サイト2,000円で利用することができます。※7/14、15は通常料金
チェックインとチェックアウト時間は以下の通り。
- チェックイン: 12:00 ~ 17:00まで
- チャックアウト: 8:30 〜 11:00まで
1,000円払えば10:00~のアーリーチェックインが可能です。先着順で良いサイトが選べるし、ゆっくり過ごせるのでおすすめです。
バンガロー
バンガローも多数あるので、学生サークルなどが結構利用しているようです。
値段はサイズによって変わるので、詳しくは公式サイトで確認してください。
営業時期
長瀞キャンプヴィレッジはシーズン営業なので、冬の間はお休みです。
キャンプ期間は3月1日~11月30日まで(営業期間中は休みなし)で、予約も3月1日開始なので注意してください。
主要設備
お風呂、トイレ、水場、ゴミ捨て場などのキャンプ場主要設備を写真付きでご紹介していきます。
管理棟
キャンプ場の入り口を入って、オレンジ色の温泉タンクの横道を下ってすぐのところに受付があります。まずはここでチェックインを済ませましょう。
2018年にリノベーションしたばかりとのことで、内装は綺麗でオシャレな感じに仕上がっています。管理人さんいわく、ロビーのテーブルだけ古いからそこも入れ替えたいとのこと。
売店・レンタル品
管理棟の受付のところが売店になっています。
買えるものは
- 薪
- 花火
- 洗剤
- スポンジ
- 調味料
- 軍手
- ガス
- 飲み物(ビール、ジュース、お茶など)
- アイス(!)
などなど。夏にキャンプ場でアイスが食べられるのは嬉しい(笑)
薪は一束350円とお安いですが、ちょっと小ぶりな束になっています。
早い時間から焚き火する人は二束買った方が良さそうですが、売店は確か20時ころまでやってるとのことなので、無くなりそうなら買い足しに来るのが良さそう。
レンタル品はあまり無いようで、基本はバンガロー泊の人向けの調理器具だけだと思ってOKです。テント、タープ、テントマットなどのレンタルはありませんでした。
ちなみにオートキャンプサイトの中に自動販売機があるので、ジュースやお茶ならここで買うこともできます。
水場(炊事場)
水場はキャンプ場内に複数個所あります。リニューアルされたばかりの建物もあり、綺麗にされています。スポンジや洗剤は置いてないので、持って行くか、忘れた場合は売店で購入するようにしましょう。
新しくて綺麗な水場
トイレ
トイレは一部和式のところがあるとのことですが、殆どが洋式で綺麗にされています。
ゴミ捨て場
ゴミ捨て場は受付をちょっと下ったところにあります。
ビン、缶、その他のゴミで分別して出しましょう。発泡スチロール、ダンボール、金属などの不燃ごみは持ち帰りとのことです。
炭捨て場はゴミ入れ小屋の目の前なので、炭はこちらに捨てましょう。
露天風呂
キャンプ場利用の人は大人500円、子供300円で天然温泉の露天風呂に入ることができます。
※一般は大人700円、子供400円
お風呂は受付けと同じ建物から入れるようになっていて、設備はしっかりしています。他のお客さんもいたので写真は撮ってないですが、露天風呂は10人くらいは入れる広さで、ゆっくりお湯につかることができます。
ただ、バンガロー泊の人も同じ露天風呂を利用するので、大人数で来ているグループとタイミングが被ると、結構混むし、騒がしいかもしれないです。ドライヤーもあるのですが、特に女性はグループと被るとずっと待つことになる場合も・・。
石鹸はボディーソープは置いてありますが、シャンプーとリンスは持って行くか、売店で買う必要があります。
ちなみにぼくは別のキャンプ場(長瀞オートキャンプ場)でグループキャンプをした時に、ハイエースに10人乗って長瀞キャンプヴィレッジのお風呂に入りに来たことがあります。同じように近くのキャンプ場に泊まって、お風呂だけ入りに来る人もいそうですね。
川遊びについて
長瀞キャンプヴィレッジでは、キャンプ場のすぐ横を荒川が流れており、河原に降りて川の近くで遊ぶことができます。
ただ、一点だけ注意してほしいのが、荒川は【遊泳禁止】なのです。つまり川に入って遊ぶのはNGです。
流れが速く、特に小さい子供は流されたりすると結構本気で危ないので、河原で遊ぶときは川に入らないように注意しましょう。
じゃあ何をするのかって?
川に石を投げて飛び石したり、ラフティングしている人に手を振ったり、河原で昼寝したりして遊びましょう(笑)
さいごに
暑い季節になると川キャンプが楽しいですよね。
長瀞キャンプヴィレッジは東京都内からもアクセスが良く、天然温泉の露天風呂に入ることができる素敵なキャンプ場です。秩父あたりでキャンプ場を探している方は、ぜひ検討してみてください。
長瀞キャンプヴィレッジ
住所: 〒369-1311 埼玉県秩父郡長瀞町岩田483
TEL: 0494-66-3817
FAX: 0494-66-3827
※営業期間は3月1日~11月30日まで(営業期間中は休みなし)