今年もアウトドアデイジャパンの季節がやってきました。
アウトドアデイジャパン/OUTDOORDAY JAPANとは、アウトドア関連の製品やサービスが一同に集まり、実際に見て触れて体験できるイベントです。
2015年以降は東京に加えて、福岡と札幌を加えた3か所で開催されており、全国で最大規模のアウトドアイベントになっています。
ちなみに2018年の開催概要は下記のとおり。福岡と札幌は別日に開催されます。
アウトドアデイジャパン東京
■開催日時
2018年 4月7日(土)・8日(日)
10:00~17:00(入場無料・雨天決行)
■開催会場
代々木公園イベント広場・けやき並木他
ぼくは4月7日(土)に代々木公園で開催されたアウトドアデイジャパン 東京の1日目に参加したので、見どころ・回り方・おすすめの無料アイテムなどをまとめていきたいと思います。
アウトドアデイジャパン東京2018の見どころ
出展企業・団体の数が多く、どこを周っても楽しいイベントですが、特に印象に残ってるところを書いていきたいと思います。
車の展示、実演、同乗体験
三菱自動車、LAND ROVER、Jeepなど、アウトドア心をくすぐる車が多数展示されています。
その場で申し込めば道場体験ができて、車に乗せてもらってこんな急な坂を上る体験ができちゃいます。子供も一緒に乗れるみたいなので、良い経験になりそうですね。
車コーナーは去年もすごいなーと思って見ていたのですが、今年もやっぱりすごかったです。
車コーナーの場所は渋谷駅から代々木公園に歩いていき、会場の入り口すぐ、国立代々木公園とNHK音楽ホールに挟まれた道のところです。
午前中に行く場合は恐らく大丈夫だと思いますが、午後に行くと同乗体験の申し込みが終了している可能性があるのでご注意ください。
親子で楽しめる体験スポット
アウトドアデイジャパンでは、イベント会場の至るところで体験可能なアクティビティがあったり、実際に触って体験できたりします。
JAC(日本オートキャンプ協会)の体験コーナーでは、マシュマロ焼きやロープ結び体験ができます。参加者は子供中心なので、親子で行くのに向いていると思います。
同じJACのブースに「失敗しない焚き火ラボ&スモーク教室」などもあり、色々教えてもらえるので、大人だけで訪れてみても良いと思います。
Silkyのブースでは、のこぎりでの丸太切り体験に大人も子供も参加することができます。
東京では中々する機会がないと思うので、特に子供には良い経験になると思います。
他にはL.L.Beanのブースではブーツを的に投げ入れる「ブーツトス」というゲームができたり、TAKEYAのブースでは「TIKITOSS」という紐付き輪投げができたりと、親子で楽しめるゲームも充実していました。
コールマンのサイレントシアター
コールマンは毎年テントやチェアなど多数展示しているのですが、今年は話題のダークルームテクノロジーを活用したシアター体験を開催していました。
ダークルームテクノロジーはテント内への光の遮断とそれに伴う温度の上昇を防いでくれる技術で、2018年の新作としてコールマンが同技術を採用したテントを発売しています。
スクリーンタープで作られたシアターの中に入るとスタッフさんがヘッドフォンを渡してくれるので、コールマンのチェアにゆったり座って、コールマンのコンセプトムービーを鑑賞することができます。
昼まで晴れていて外は明るかったのですが、タープの中は確かに暗くて、映像をはっきり見ることができました。
屋外シアターを個人で導入するのは結構な費用がかかりそうですが、ヘッドフォンを使ったサイレントシアターであれば周りの迷惑にもならないし、外で映画を楽しみたい人には良いですね。
キャンプ場の出展合戦
このあたりは大多数がキャンプ場のブース渋谷方面の代々木公園入り口付近はキャンプ場の出展ブースが多いです。
今年のキャンプで行く場所をまだ決めてない人は、かたっぱしからフライヤーをもらうのも良いかも知れませんね。
キャンプ場のスタッフさんに直接話を聞くこともできるので、気になっていたキャンプ場が出展している場合は、ぜひ話しかけてみると良いと思います。
混み具合
混み具合ついては人によって感覚が違うと思いますが、ぼく的には「賑わってるけど、人が多すぎて嫌なほどではない」というレベルでした。
人気なブースや体験申し込みでは多少(数分~十数分程度)並ぶこともありますが、展示商品を見るだけであれば問題はなかったです。
前に人がいる場合も、1~2分待てばスタッフさんに質問することができました。
ただし、飲食関連の場所は結構混んでます。
特に入り口付近で無料配布されていたプレモルの香るエールのところは常に行列ができていて、混雑を避けるために新しく並ぶ人には規制がかかっていました(笑)
あと、お昼時の売店は結構混んでいて、人気なところは10分以上待ちます。
詳しくは以下の「食事、飲み物、休憩」で書いていきます。
食事、飲み物、休憩
見どころ満載のアウトドアデイジャパンでは滞在時間も長いので、途中でお腹が減ったり喉が渇いたりしてくるはず。
ということで、イベント当日の売店混雑具合や、穴場休憩スポットを紹介していきたいと思います。
代々木公園内で売っている食べ物・飲み物
食事については代々木公園内の売店で買うことができます。
売店の場所はJR原宿駅側のArea Aと、東京メトロ千代田線側のArea Dにそれぞれ5店舗ずつくらいあります。
ぼくはArea Dの方に行きましたが、こちらの方が店の数が多く、且つトイレや喫煙所も近くにあるのでおすすめです。
食べ物の種類については、
- フランクフルト
- フライドポテト
- ステーキ
- ケバブ
- 沖縄そば
- タコライス
などが販売されています。
Area Dのケバブ店は人気で、12時頃で大体10分待ちの行列ができていました。
行列を気にせずケバブを選んだのですが、どうやらこちらのケバブ屋さんでは飲み物がソフトドリンクしかない様子・・・・。
ということでケバブは一緒に行っていた相方に任せて、ぼくはビールを買いに別の店へ。
ビールは左側の店で販売されていた「四杯千円飲み比べ」のセットをチョイス。
8種類くらいあるビールの中から、自分の好きな4種類を選ぶことができます。
1杯ずつの量は多くないので、2人で分けるのにちょうど良いくらいのサイズです。
買い食いして食べる時の穴場スポットとコツ
Area Dの売店付近には一応ベンチがあるのですが、さすがにイベント当日のお昼時だとほぼ埋まっていました。
そこであたりを見渡し、見つけた穴場がこちらです。
ここは売店の裏側の駐車スペース。
車が止まっていないスペースがあったので、そこに座って食べることができました。
レジャーシートと小さいテーブルを持ってきている人もいたので、知っている人は知っている穴場スポットという感じでしょうか。
会場でお昼ごはんを食べようと思っている人は、シートを持って行くとゆっくり食事&休憩ができそうです。
タバコを吸う人は気になる喫煙所
トイレは公園内に何か所かありますが、喫煙所はArea Dにある1か所だけのようです。
タバコを吸う人は上に書いたArea Dの売店で食事して、そのまま喫煙所に行くのが良さそうですね。(ぼくは非喫煙者なので喫煙所内のことはわかりません、すみませんw)
個人的に気になったアイテムたち
体験スポットやキャンプ場の出展ブースも良かったのですが、やっぱりキャンプ道具を見ると心躍りますよね。
特に今まで知らなかった商品を中心に、個人的に気になったアイテムたちをご紹介します。
CHIKKAのダッチオーブン
初めて見たブランドなのですが、鋳物なのに錆びないダッチオーブンを販売していました。
特殊なコーティングがされているため、シーズニングも不要で、洗剤で洗うこともできるそうです。
ただし、サイズ展開が8インチしかないとのことでした。小さめのダッチオーブン購入を検討されている方はぜひ調べてみてください。
CASUSGRILLの土に還る天然素材「CRAFT GRILL」
こちらはなんと、ダンボールと木でできたエコグリルです。
炭と本体がセットになったグリルなのですが、炎が上がらない炭を使っているので、紙製の入れ物と木の焼き網でも燃えないそうです。
炭の燃焼時間は公式には60分とのことですが、実際には80~90分程度使えるそうです。
使い捨てなので普段使いには向かないかも知れませんが、帰りの荷物を減らす必要があるときや、話題作りに良いかもと思いました。
遊火人(あそびと)の「くるくるシュラスコ」
去年もロケットストーブなどが注目を集め、人だかりができていた遊火人(あそびと)のブース。今年は「くるくるシュラスコ」というアイテムが気になりました。
バーベキューコンロに乗せてシュラスコができるとのことで、グループキャンプでやったら盛り上がりそうなアイテムですね。
タカコーポレーションのBBQ用ホイル
バーベキュー用の分厚いアルミホイルは他メーカーからも出ているのですが、こちらはセラミックコーティングされたアルミホイルだそうです。
銀色の普通のアルミホイルの方が裏、オレンジ色の方がコーティングされた表面で、食べ物がひっつかないので焼きそばやチーズフォンデュもできるそうです。
少人数のキャンプで鉄板を持って行くのが重い場合など、これさえあれば鉄板不要なので重宝しそうです。
会場では1本1,000円で販売されていましたが、使い勝手が良く、そのまま捨てられて片付けも楽ちんなので、お買い得だと思います。
Riversのタンブラー
この日初めて知ったブランドなのですが、ドリンクウェア専門ブランド「Rivers」のタンブラーが良かったです。
タンブラーに別売りのフィルターを付けると、タンブラーでコーヒーを淹れることができるので、少人数のキャンプだと重宝しそう。
また、密閉率が高いので横にしてもこぼれないそうです。(蓋が開いてこぼれる危険性があるので、リュックの中には入れない方が良いとのこと)
デザインもナチュラルな感じでオシャレなので、アウトドアかインドア問わず、タンブラーを探している人はチェックしてみてください。
無料でもらえるアイテム
ここからは無料でゲットできるアイテムを紹介していきます。
ビール(プレミアムモルツの「香るエール」)
今年は会場入り口(JR渋谷駅側)で、サントリープレミアムモルツの「香るエール」が1人1本無料配布されていました。
ただ、ぼくが到着した時も帰る時も行列ができていたので、恐らく何時に行っても並ぶことになると思います。ぼくは他にも用事があったので泣く泣く諦めました・・・。
カタログ・チラシ・冊子
出展企業のカタログ、キャンプ場のフライヤー、JACのオートキャンプ新聞など、紙の冊子は無料で大量に入手することができます。
好きなブランドのカタログなら見てるだけで楽しいので、テイクフリーのものはいっぱい持って帰ると良いと思います。
テンマク、NANGA、キャプテンスタッグのCamp Outあたりは表紙のデザインがオシャレなので、そのまま部屋に飾るのもアリですね。
手提げ袋
カタログを大量にもらうのは良いですが、ずっと手に持って見て回るのは大変です。
そんな人にぴったり、手提げ袋も無料でもらうことができちゃいます。
今回はキャプテンスタッグとNikonでもらうことができました。
しかもキャプテンスタッグのこのマルチエコバッグ、なんと有料で販売されている商品なのです。
最初からカタログも一緒に入れてくれるので、欲しい人も欲しくない人も、感謝の気持ちを忘れずに持って帰って読みましょう。
ステッカー
カタログの次に配布しているブースが多いのがステッカーです。
主催のJACをはじめ、JeepやTent-Mark Designsなど、多くのブースでステッカーを無料で手に入れることができます。
ただし、JACやJeepなどでステッカーをもらうためには、ハッシュタグを付けてSNSに投稿する必要があります。
JACは「#アウトドアデイジャパン」 、Jeepは「#JeepReal」のタグを付けて投稿するとステッカーがもらえるので、TwitterなどSNSアカウントで投稿できるようにしていきましょう。
マッチ
つくば市にあるキャンプ場「フォンテーヌの森」のブースではマッチが無料で配られていました。
マッチで着火する人って今は多くないのかもしれませんが、デザインも可愛いのでぜひもらっておきましょう。
さいごに
アウトドアデイジャパン東京には2年連続で参加しましたが、今年も新しい発見があったり、無料でステッカーをゲットできたり、ばっちり楽しむことができました。
最新のテントや焚き火グッズ、アウトドア向きの車など、キャンプ好きなら絶対楽しめる内容が盛り沢山なので、2019年もぜひ参加したいと思います。
札幌や福岡、また2019年は内容が変わっているかも知れませんが、この記事が参考になれば嬉しいです。それでは!