キャンプ道具を集めだすと止まらなくなることを「沼にハマる」とよく言いますが、キャンプにハマるとキャンプ道具が増えて本当に大変です。
ぼくは東京都内のワンルーム賃貸マンションに住んでいるのですが、なんとか工夫しながら大量のキャンプ道具を収納しています。
ちなみにぼくが持っているキャンプ道具は以下の通り。
4人グループ用のキャンプ道具一式+ソロキャンプ道具一式を持っていて、倉庫やキャンプ道具保管サービスは一切使わず自宅で保管しています。
- テント×2
- タープ×1
- チェア×3
- ベンチ×2
- クーラーボックス×2
- コンテナ×2
- ランタン×3
- ダッチオーブン×1
- 寝袋×1
- 食器セット×1(3種類×4組)
- ザック×2
- その他細かい道具がいっぱい
そんなぼくの、キャンプ帰宅直後の部屋の中はこの通り。
それをちょちょちょいっと片付けると、こうなります。
こ○まりさんもびっくりの、劇的ビフォーアフターですね。
それでは早速、広い家に住めない人のためのキャンプ道具を片付けるコツをご紹介していきます。
目次
コツその①:家でも使う
一つ目のコツは、家でも使えるものを買うことです。
そもそも家具や家庭用の調理道具として使ってしまえば、キャンプ道具として収納する必要は無くなり、その分スペースが空きますよね。
家で使えるキャンプ道具
家でも使えるキャンプ道具で代表的なものには以下があります。
- 鍋
- 皿
- まな板&包丁
- カトラリー
- ベンチ
- テーブル
リストにある通り、特に調理器具系は家とキャンプで共用で使えるケースが多いと思います。
また、例えば冬はキャンプに行かない人の場合、長期間使わずに保管しておくとカビが生えたりギアが痛んだりしてしまう可能性もあるので、その面でも家で道具を使うことにはメリットがあります。
ぼくは家でほとんど料理をしない怠け者なので、たまに料理をする時はキャンプ用の調味料ケースからそのまま使ってます。
そもそも家で使っている道具をキャンプに活用
また、ちょっと趣旨とはズレますが、そもそも家で使っているものをキャンプで使ってしまうのも、物を減らす観点では結構効果的です。
ぼくは家で使っている鍋、フライパン、まな板、おたまなどはキャンプにそのまま持っていくようにしています。
キャンプ道具を家でも使うのは、収納面でも実用面でもメリットがあるのでおすすめです。
コツその②:不要なものは処分
これまた「収納」とは少しズレますが、使わないものは処分してしまうのが最も省スペースになります。
収納のコツと言っておきながらあれですが、そもそもモノを減らすのが最強の片付け術だと思います。
キャンプを長年続けていると好みやスタイルも変わってきて、使わなくなっていくキャンプ道具はほぼ間違いなく出てくるはず。
そんな時は売るなり捨てるなりして、そもそも収納する必要がある道具を減らしてしまいましょう。
キャンプ道具が売れるサイト・サービス
キャンプブームの昨今、特にブランドものであれば捨てずに売れば思いがけない収入になることもあります。
リサイクルショップ、フリマ、オークションなど、売れる場所は色々ありますが、メジャーなサービスを5つだけ紹介しておきます。
「うちにはもう売るものはない!」と言う人は、読み飛ばしてコツその③:インテリアにするに進んでください。
メルカリ
メルカリは言わずと知れた世界最大級のフリマアプリです。
スマホから簡単に出品できて、コンビニからも簡単に発送することができる便利なサービス。最近はメルカリ自体もキャンプ道具に力を入れてCMなどもしているみたいで、メルカリでキャンプ道具を探す or 出品する人も増えてきています。
出品した商品価格の10%がメルカリの手数料になり、出品者負担なら送料もかかるのでそこに注意して価格を設定するようにしてください。
送料は大きさと重さによりますが、
- メール便で送れる薄いものなら200円程度~
- 小さいもの(ランタン、バーナー、など)なら700円程度
- 高さ×幅×奥行が160cm以下で25kg以下なら1,500円程度
- それより大きなものは大体2,000~5,000円程度
という感じです。
かなり大きくて重いテントなどであれば、送料が結構高くなるので、商品代金より送料の方が高いなんてことにならないように気を付ける必要がありますね
ラクマ
メルカリと同じフリマアプリで、こちらは楽天が運営しています。
手間はかかってもできるだけ高く or 早く売りたいという人は、メルカリとラクマの両方に同時出品して、売れたらもう一方を消すという方法がおすすめです。
(ぼくは面倒なのでメルカリしか使いませんがw)
買うとドア
なっぷやCAMP HACKを運営するスペースキーがやっているキャンプ道具の買取りサービスです。
ぼくはここで売ったことはないのですが、LINEで写真を送れば査定ができるようです。
価格によっては売ってもいいけど・・・と思っている人は、一度査定だけしてみるのもいいですね!
ヤフオク!
言わずと知れたインターネットオークションの大手。
限定モノやビンテージなど、わかる人にとってはすごい価値があるものをどうしても処分する必要がある時は、オークションが最も高値で売れる可能性があります。
ジモティー
ジモティーは地域別の掲示板で、譲りたい人が書き込みをしてほしい人を探すことができるサイトです。
自分と家が近い人が見ている可能性が高いので、自宅まで取りに来てもらったり、家の近くで直接引き渡すことができて、送料をかけずに譲ることもできるのが特徴です。
一方で、無料で引き取ってほしいという人の書き込みも多いので、あまり高値で売れるのは期待しない方が良いですね。
コツその③:インテリアにする
いわゆる「魅せる収納」というやつです。
家でアウトドア感を出したくないという人には難しいですが、好きなキャンプギアを見える場所に置いた趣味全開の部屋ってむしろ素敵ですよね!
オシャレにコーディネートできれば、収納とインテリアコーディネートが一気にできて一石二鳥です。
特にガス缶、ランタン、シェラカップ、などは良い感じに見える(完全なる主観)ので、棚などに置いたり、ぶら下げたりして飾るのがおすすめです。
飾り方はInstagramなどを見ても良いし、BESSの家やヘーベルハウスのアウトドアリビング展示場に行ってインスピレーションを得るのも良いですね!
コツその④:収納場所はフル活用
ここまでは収納の前段階みたいな話が多くなってしまいましたが、ようやく本命の収納場所をご紹介していきます。
普段から家事をしている人にとっては当たり前のことも書きますが、独身20代一人暮らしの戯言と思って、我慢して聞いてやってください。
キャンプ道具同士でスタッキング
アウトドア用品は元々省スペースのために折りたたみやスタッキングができるようになっているものが多いと思うのですが、関係ないもの同士も可能な限りスタッキングして収納していきましょう。
特に一番大きいのはクーラーボックスです。中に可能な限りギアを突っ込みましょう。
ただし、クーラーボックスの蓋を閉めて長期間放置すると湿気で中の物がカビ臭くなってしまう危険性があるので、湿気取りを入れておくのがおすすめです。
収納に使えるところ色々
ぼくがキャンプ道具の収納に使っているスペースは下記の通り。
- ベランダ
- 家具の裏
- クローゼット
- シンク下
クローゼットとシンク下はそのままで、とにかく空いているスペースにキャンプ道具を突っ込んでいるという感じです。
とは言え、都内ワンルームの収納スペースだけだと完全に不十分なので、ぼくの場合は特にベランダと家具の裏をフル活用しています。
ベランダ収納
ベランダにはこんな感じでキャンプ道具を置いています。
大型のケースを置いて、その中にも上にも横にもキャンプ道具を積んで、最後にシートを被せて雨除けにしているという感じになっています。
収納のポイントは下記の通り。
- ベンチや棚も収納スペースとして活用する
- シートは紐などを使って飛ばないように固定する
シートはブルーシートでもなんでも良いのですが、耐水性がある程度(最低1,000以上)あって、「ハトメ」という紐を通す穴が付いているものがおすすめ。
ぼくが使っているシートは 「迷彩シート」を全キャンパーにお勧めする3つ理由と、購入時の注意点 で紹介しています。
ただし、マンションのベランダは避難経路になっていて、物を置くのが禁止という場合もあります。自宅マンションのルールには違反しないように注意してください。
家具の裏収納
ぼくは棚の裏にはベンチを、鏡の裏にはバックパックに詰めたソロキャンプ道具一式を保管しています。
棚の裏は見た目的にもすっきり収納できておすすめなのですが、
- 高さが足りないと取れなくなる可能性がある
- スペースが空いてる分、他のものを落とす可能性がある
という欠点があるので、その点は注意するようにしてください。
さいごに
キャンプギアは魅力的な新しい商品がどんどん出てくるし、スタイルによって最適なギアも違うし、ハマるとどんどん増えてきてしまいますよね。
広い豪邸に住んでいる人は気にしなくても良いですが、そうじゃない人は
- 家でも使える道具を選ぶ
- 不要なものは処分する
- インテリアにする
- 収納場所はフル活用
の4点を意識して、好きなキャンプ道具と上手に暮らしていきましょう。