キャンプ場は数組しか泊まれない小さなところもあれば、数百組が泊まれる大規模なところまで様々。
神奈川県にある「ウェルキャンプ西丹沢」は敷地面積約30万坪の超広大なキャンプ場です。
これから「ウェルキャンプ西丹沢」への訪問を検討している方向けに、実際に行ってみないとわからない水回りやテントサイトなどの情報を含めてこちらのキャンプ場をレポートしていきたいと思います。
目次
ウェルキャンプ西丹沢のロケーション
キャンプ場の場所、アクセス、近くのスーパーをご紹介していきます。
場所・アクセス
ウェルキャンプ西丹沢は神奈川県は足柄上郡山北町にあります。
東京からのアクセスも良く、新宿からであれば車で3時間程度で到着する距離にあります。
ウェルキャンプ西丹沢
住所 : 神奈川県足柄上郡山北町中川868-1
電話 : 0120-78-3124
営業期間 : 通年営業
チェックイン: 11:00~17:00(宿泊施設は13:00~17:00)
車でのアクセス
車で行く場合は、東名道・大井松田ICより27km、車で約50分の距離にあります。
道路はキャンプ場までずっと舗装されていますが、キャンプ場付近の10分くらいは車1台しか通れない細い道も通ることになるので、注意して運転していくようにしましょう。
電車・徒歩でのアクセス
ウェルキャンプ西丹沢は最寄りのバス停から近いので、公共交通機関を使ってアクセスすることもできます。
■JR御殿場線
御殿場行き電車で「谷峨駅」下車(始発国府津駅より約30分)
⇒西丹沢行き富士急行バスにて終点西丹沢下車(所要時間約40分)
⇒西丹沢バス停より東沢受付まで徒歩1分
■小田急線
小田急線の「新松田駅」下車(新宿より約90分)
⇒西丹沢行き富士急行バスにて終点西丹沢下車(所要時約80分)
⇒西丹沢バス停より東沢受付まで徒歩1分
近くのスーパー(買い出しスポット)
出典:ヤオマサ大井町店
ウェルキャンプ西丹沢の近くにはスーパーがありません。
一番近くのスーパーはヤオマサ大井町店ですが、キャンプ場からは車で40分程度かかる距離にあります。車で行く場合は最寄りの大井松田ICの近くなので、ここで忘れず買い出しするようにしましょう。
ウェルキャンプ西丹沢は売店がそこそこ充実しているのでビールや炭なら買うことができますが、できるだけ買い忘れが無いようにしたいですね。
ヤオマサ大井町店
住所 : 〒258-0019 足柄上郡大井町金子312
電話 : 0465-83-1131
営業期間 : 通年営業
営業時間 : 9:00 ~ 23:00
ウェルキャンプ西丹沢のテントサイト
広大な敷地には多数のテントサイト、バンガロー、キャビン、ログハウスなど、様々な種類のサイトが大量にあります。
ぼくは今回オートキャンプ向けのBゾーンに泊まったので、オートキャンプ向けのテントサイトを詳しくレポートしていきます。
林間サイトでゆったり
Bゾーンは森林ゾーンとなっており、木で囲まれたテントサイトがメインです。
木にタープやハンモックの紐をくくりつけることもできるので、サイトの特性を活かしてゆったり過ごすことができます。
ただし、他サイトからの視線を完全にブロックできるほど気が生い茂っているわけではないのでご中止を。
地面の質は石があって固め
地面は土と石と芝生が混ざった感じ。
岩もサイト上に転がっており、地面も全体的に石が埋まっている感じでした。アルミペグなんかを力づくで打ち込むとすぐ曲がってしまいそうなので注意しましょう。
最強と名高い鍛造ペグのエリッゼステークでも石があるところは刺さりにくかったですが、思いっ切り打ち込めばなんとかペグ打ちすることができました。
※関連記事:【エリッゼステーク最強説】テントを買ったら鍛造ペグは絶対買うべき
利用料金
料金は電源の有無とシーズンによって変動します。4人+車1台の1泊料金は下記の通り。
【電源付き】4,600円~7,880円
【電源なし】4,320円~6,800円
【デイキャンプ】3,200円~4,640円
人数や車の台数が増える場合は大人1人+1,080円、子供1人+540円、車1台+1,080円になります。
また、3泊以上する場合は、3泊目から1,000円割引になります。
その他のゾーン
今回ぼくが訪れたBゾーン以外にも、テントサイトはC~D2ゾーンがあります。
C・Dゾーンは河畔キャンプのサイト、Eゾーンはデイキャンプ専用サイトのあるゾーンとなっています。
Aゾーンはなぜかないけど、最北端のコテージゾーンがAゾーンにあたるのかな?謎です。
ウェルキャンプ西丹沢の主要設備
管理棟(受付)
受付けはキャンプ場敷地に入ってすぐ左手にあります。巨大なキャンプ場だけあって、受付ゾーンの駐車場もだだっ広いです。
こんなにでかいキャンプ場なのに、なぜかチェックインにはまあまあ時間がかかります。イライラせずに待ちましょう。
ウェルキャンプ西丹沢では朝食などに焼き立てパンを食べることができるのですが、この受付でもパンを購入することができます。
売店・レンタル品
売店
売店は受付の横と、コテージゾーンにある露天風呂前の2ヵ所にあります。どちらも食料や薪からお酒まで、必需品は買うことができます。
薪は針葉樹と広葉樹の2種類が販売されているので、好みに応じて買ったり、火付きの良い針葉樹から始めて広葉樹でまったりなんていう使い方もできます。ちなみに薪は1束600円。
売店では焼き立てパンが販売されています。
ちなみに露天風呂前の売店ではタオルも売っているので、持ってくるのを忘れた人も安心ですね。
レンタル品
レンタル品は基本的に総合受付横で借りることになります。
テント、タープ、調理器具から寝具まで大体のものは貸出しているので、手ぶらキャンプも可能。
ただし、混雑期はものすごい人数が来るキャンプ場なので、テントサイトを予約する時にギアも予約しておくのをお忘れなく。
水場(炊事場)
水場はキャンプ場内にいくつかあります。
お湯は出ないですが、清潔にされています。
スポンジや洗剤は用意されていないので、持って行くのを忘れないようにしましょう。
個人的な感想としては、キャンプ場の広さのわりに水道の数が少ないので、ゴールデンウィークなどの繁忙期はかなり混雑しそうだと思いました。
お風呂・シャワー
キャンプ場内には露天風呂施設があります。場所はキャンプ場北のコテージゾーンの近く。
テントサイトだとBゾーンから歩いて5~10分の距離にあります。
DゾーンやEゾーンから歩くと20分以上かかりそうなので、お酒を飲む前に車でいくか、散歩を兼ねて歩いていくかになりそうですね。
屋内には内湯とシャワーが数台、外に露天風呂があります。
シャンプーとボディソープは用意されているので、こだわりが無ければ持って行かなくても大丈夫。
露天風呂は一度に10人以上がは入れるサイズではありますが、キャンプ場の大きさを考えると、繁忙期の混雑はすごそうだなーという感じでした。
入浴料は大人540円、子供270円。営業時間は14:00~19:50まで。
ギリギリに行ったら混んでてお風呂入れなかった・・・なんてことがないように、時間には余裕を持っていくようにしましょう。
トイレ
トイレはキャンプ場内に複数個所有ります。
木製の小屋で特別新しくはないですが、きちんと清掃されています。
ゴミ捨て場
ゴミ捨て場は各ゾーンごとに設けられているようです。
缶、ペットボトル、生ごみなど分別が必要なので、ゴミ出しの段階からしっかり分別しておきましょう。
ウェルキャンプ西丹沢での遊び・体験
川での水遊び
テントサイトのすぐ近くを川が流れており、そこで川遊びをすることができます。
雨が降った後なんかは結構流れが速くなっているので、子供はもちろん大人も流されないように十分注意する必要があります。
テントサイトからはこんな感じで川に降りる小道がいくつかあるので、ここを通って川にいきましょう。
釣り堀でフィッシング
ぼくは今回は利用しなかったのですが、キャンプ場内には涌き水を利用した釣り堀があり、 ニジマス釣りが楽しめます。
料金は入場料+1匹釣るごとに魚の代金が必要になります。(釣った魚のリリースは禁止)
入場料は2時間+竿・エサ付きで540円、ニジマスは1匹ごとに270円で持ち帰って食べることができます。エサがなくなってしまった場合は1袋220円で追加購入も可能なので安心。
ホタルの里
場内にホタルの里があり、6月中旬~7月初旬頃のシーズンであればホタルを見ることができます。都会では中々見ることができないので、子供にとって良い体験になるかも。
さいごに
ウェブキャンプ西丹沢は前評判通りの超広大なキャンプ場でした。
広大な敷地に多数のテントサイトがあるので、超繁忙期以外は予約がとりやすいのも嬉しいところですね。
東京から車でのアクセスでも良いので、大きなキャンプ場を探している人は検討してみてはいかがでしょうか。