キャンプブログ

栃木県日光市でキャンプした後は「湯處 すず風」で鬼怒川温泉を堪能

すず風外観

温泉地の近くでキャンプした後は、立ち寄り温泉でさっぱり癒されてから帰りたいものですよね。

今年の3月末に鬼怒川温泉オートキャンプ場に行って温泉キャンプを満喫しましたが、1日目の夜にキャンプ場併設の温泉に入ったにも拘わらず、キャンプ場を出る2日目の11時にはもう1回温泉に入りたくなってしまいました。

 

ということで、同じように鬼怒川で温泉キャンプをした帰りも温泉に入りたいという欲張りなあなたのために、日光エリアの温泉事情と今回訪問した「湯處 すず風」をご紹介していきたいと思います。

 

鬼怒川・川治エリアの温泉事情

「湯處 すず風」を紹介していく前に、日光エリアの温泉についての基本情報をおさらいしてみましょう。

日光市の日帰り温泉施設

栃木県日光市には、鬼怒川と川治、2つの温泉街があります。どちらも温泉街なので温泉施設付きの旅館やホテルが多数あります。

ただ、ホテルの日帰り温泉は12時以降開店のところが多いため、キャンプ帰りに行くのであれば午前から入れる立ち寄り温泉が良いですね。

 

鬼怒川温泉の泉質

鬼怒川温泉旅館組合さんが運営している温泉旅館情報検索サイト「やどGood!」によると、

鬼怒川温泉の泉質は単純温泉で、弱アルカリの性質なので、お肌にやさしい温泉です。滑らかな手ざわりのお湯は無色透明、無味無臭です。

出典:やどGood!

とのことです。

実際に入ってみた感想としても、普通のお湯との違いがあまりわからなかったです(笑)

 

ただし、温泉の効能としては、

火傷に対する効能があるとされ、古くから北側の川治温泉とともに「傷は川治(川治温泉)、火傷は滝(現在の鬼怒川温泉)」と言われ親しまれてきました。皮膚病、胃腸の病気などにも効果があり、神経痛・リウマチなどの神経系への効果もございます。

出典:やどGood!

とのことで、皮膚病や神経痛に良いみたいです。

 

主要な立ち寄り温泉スポット

鬼怒川エリアには立ち寄り温泉がいくつかあるそうなのですが、鬼怒川温泉オートキャンプ場の管理人さんに聞いて教えてもらったのが、栃木県日光市は小佐越にある「湯處 すず風」です。

こちらの温泉は鬼怒川温泉オートキャンプ場の中にある「上滝乃湯」とお湯の種類は同じだと思うのですが、キャンプ場の管理人さん曰く違う源泉からひいた温泉だということで、今回はこちらに訪問することにしました。

すず風入り口

 

他にはホテル併設の日帰り温泉や、「鬼怒川公園岩風呂」といった公共温泉もあります。

料金は安いところで入浴が500円程度。今回訪問したすず風は900円だったので、値段的にはちょっとお高めですね。

 

「湯處 すず風」へのアクセス

すず風入り口

住所

「湯處 すず風」の住所は 栃木県日光市小佐越19-5 です。

鬼怒川沿いで、東武鬼怒川線の線路と反対側に位置しています。

 

電車で行く場合

電車の場合は東武鬼怒川線・小佐越駅から徒歩10分ほどの距離にあります。

駅を降りて江戸村方面に歩いて行ったところです。徒歩で行けない距離ではないですが、周辺に特に観光施設があるわけではなかったので、電車で行くのであれば駅近で別の温泉を探した方が良いかもしれません。

 

鬼怒川温泉オートキャンプ場から車で行く場合

キャンプ場の帰りに行く場合、車で10分ちょっとの距離にあります。

国道121号線を走ればすぐ着くので、キャンプ帰りに行くのにおすすめです。また、専用の駐車場は無料で使えるのでご安心ください。

 

「湯處 すず風」の営業情報

営業時間

営業時間は下記のとおりです

土日は朝の10時から営業しているのがうれしいポイントです。

【営業時間】
平日  12:00~20:00
土日祝 10:00~20:00
※受付終了は19:00

【休業日】
水曜日(祝日の場合翌日)

 

料金

入浴料は大人900円、小学生までの子供は500円です。

タオルと靴箱は別料金になっています。タオルは小さいものが200円、バスタオルが800円で購入可能ですが、タオルは持ち込みOKなので持参するようにしましょう。

 

靴箱は50円かかるので、小銭がない場合はフロントで両替してもらいます。この50円は戻ってこないのでご注意ください。

ちなみに更衣室のロッカーも100円入れるタイプですが、こちらはお金が戻ってくるタイプなので、帰りに取り忘れないように気を付けましょう。

フロント受付

 

今回のぼくは小さいタオルを200円で購入したので、総額1,150円支払いました。

上にも書いた通り「鬼怒川公園岩風呂」等の日帰り温泉施設であれば入浴料が500円なので、他の立ち寄り温泉施設に比べると値段はちょっと高めです。

 

「湯處 すず風」の設備

外観・駐車場

建物は和風な3階建ての温泉専門施設といった佇まいです。

駐車場は記憶がちょっと曖昧で申し訳ないのですが、車7台くらい停められる感じだったと思います。

すず風外観

 

更衣室

更衣室は広くて、ロッカーは十分な数がありました。

男湯の洗面台は4つあり、ヘアドライヤーは無料で使用できます。

上にも書きましたが、更衣室のロッカーは100円を入れて鍵を閉めて、鍵を開けるとお金が戻ってくるタイプです。

更衣室

 

お風呂

今回は特に混んでなかったということもありますが、シャワーは十分な数があると思います。シャンプーとボディソープは備え付けのものがあります。

風呂内装

 

内湯の温泉はこんな感じで、外の景色を眺めながら入ることができます。

内湯

 

内湯も温泉なのですが、ここでおすすめしたいのは何といっても露天風呂です!鬼怒川の流れを眼下に見下ろす景観で、めちゃくちゃ気持ち良いです。川の反対側には電車が走っていてなんとも風流です。

露天風呂

 

露天風呂の温泉はちょっとぬるめでずっと入っていられる温度なので、気を抜くと思ったよりも時間が経ってしまっていた!なんてことになります。

 

また、露天風呂の奥にはサウナがあるので、サウナ好きな人はこちらも楽しんでください。サウナもあまり暑すぎない温度だったので、こちらも長く入ってられると思います。

 

休憩広間

休憩広間は畳でごろごろできるところやマンガコーナーがあったので、温泉に入って眠くなってしまった場合は、運転前に15分程度仮眠するのも良いかもしれませんね。

マンガコーナー

 

個人的におすすめなのは外の休憩所です。ドアから外に出て左の方に行くと、鬼怒川を眺められる場所があるので、ここでゆっくり一息つくとちょびっと贅沢な気持ちになれます。

外の休憩処

 

ただし、外の休憩所は喫煙所を兼ねているので、タバコが嫌いな人はご注意ください。あとカメムシが出るらしいので、間違って触ったりしないように気を付けてください(笑)

また、1室1時間2,000円の貸座もあるそうですが、今回は利用してないので存在だけご紹介しておきます。

 

混み具合

今回は日曜日の昼11:30頃に訪問しましたが、結構空いていました。

入った時は自分たちを含めて男湯に10人くらいいたのですが、12:30くらいでお風呂を出るときには自分たちだけになっていました。

ロッカーの数は多かったので、3連休などはもっと混むのかもしれませんが、通常の土日であればあまりストレスなく利用できそうだと思いました。

 

お得情報(割引チケット)

入浴料が900円でちょっとお高めというのは既にお伝えした通りですが、こちらの温泉は割引チケットが色々なところで入手できます。

 

一番手軽なのが鬼怒川温泉オートキャンプ場でもらえる割引チケットです。管理人さんに近くのおすすめ温泉を聞いたらもらうことができました。

こちらのチケットを持って行けば、1枚で5名まで、一人あたり50円割引になります。

割引チケット

 

また、事前に訪問することが決まっている人は、公式サイトで配布しているインターネット特別割引チケットがおすすめです。印刷して持って行けば、午後で100円、午前なら200円が最大5名まで割引になります。

※外部リンク: 湯處すず風 インターネット特別割引チケット

 

まとめ

今回の鬼怒川キャンプでは、「湯處 すず風」で温泉に入って気持ちよくキャンプを締めくくることができました。

料金は靴箱代も別でかかって他施設よりちょっと高いですが、鬼怒川を眺める絶景露天風呂がおすすめな温泉施設です。

 

鬼怒川温泉オートキャンプ場帰りに温泉に入りたくなった人は、是非行ってみてくださいね。

2018年3月に訪問した、鬼怒川温泉オートキャンプ場のキャンプ場レポート記事はこちら