他メーカーと同等の品質で安価なアウトドア用品を展開するテントファクトリー(TENT FACTORY)。ぼくはここのクーラーボックスをかれこれ2年間以上愛用してます。
実を言うとどのクーラーボックスを買うか検討しているときは、本当はコールマンのスチールベルトクーラー(通称スチベル)が欲しかったんです。
けど値段的に半額くらいだったこちらを選ぶことになったのですが、今でも良い買い物をしたなーと思っています。
何といっても魅力は安いのに保冷力があって見た目もかっこいいこと。
そんなテントファクトリーのクーラーボックスについて、種類を紹介して、実物を写真付きで徹底解剖して、そして2年使って気付いた魅力と注意点をお伝えしていきたいと思います。
下の目次から気になるところだけ読んでもらってもOKです。
目次
テントファクトリー(TENT FACTORY) クーラーボックスの種類
テントファクトリーのクーラーボックスはサイズと素材でバリエーションがあります。
サイズ
サイズは51Lモデルと29Lモデルがあります。
どちらが良いかは使う状況や用途によって異なるので一概には言えませんが、個人的には車に積むスペースがあるなら大きい方の51Lサイズをお勧めします。
ぼくは4人くらいでキャンプに行くことが多いですが、飲み物や食材を買うと、特に夏のキャンプでは51Lでも足りなくなってしまいます。29Lだと2人分くらいが限界かなーという感じ。
メインで使いたいならぜひ大きい方を検討してください。
51Lモデルであれば、大きな2Lペットボトルも縦向きで余裕で入ります。
素材
断熱素材はどちらもウレタンフォームを使っているのですが、外側の素材は「スチール」と「ステンレス」の2種類があります。
スチールボックスの方が値段が安いのでおすすめですが、シルバーはステンレスのみ。色的にシルバーが良いという人はステンレスを検討しても良いかと思います。
よくスチールは錆びるからステンレスの方が良い、という意見がありますが、このクーラーボックスに関してはスチールでも錆びることはほとんど無さそう。
ぼくは2年以上使っていますが、今のところ錆び知らずです。
テントファクトリー(TENT FACTORY) クーラーボックスを徹底解剖!
せっかく実物が手元にあるので、文字通りクーラーボックスの内側から外側まで、徹底解剖してご紹介していこうと思います。
ちなみにぼくのは51Lモデルなので、29Lモデルの場合はサイズやスペックも違うのでご注意ください!
クーラーボックスの内側
内側はよくあるクーラーボックスと同様に真っ白です。
底には窪みがあって、水抜き栓の方に水が流れていく仕組みになっています。
実際に中身を入れてみたらこんな感じ。
350mlのビール缶はもちろん、大きな2Lのペットボトルも縦向きで余裕で入ります。
横向きにしても余裕で入ります。
ぼくはいっぱいお酒飲むタイプなので、いっぱい入るのは本当に助かります。
ロゴ
テントファクトリーのロゴは前面と上部にあります。
前面のロゴは右下部分に印刷されています。アップで見るとこんな感じ。
引きで見るとこんな感じ。右下のやつです。
上から見ると天板には凹凸でテントファクトリーのロゴが刻印されています。かっこいい!
水抜き栓
51Lモデルには水抜き栓が付いています。(29Lモデルには無いので注意!)
内側と外側両方に蓋が付いていて、両方の蓋を取ればクーラーボックス内部に溜まった水を簡単に排出することができます。
大きなクーラーボックスをひっくり返して水を抜くのは大変なので、水抜き栓の存在はありがたいですね。
蓋ロック
クーラーボックスの蓋はこの金具でしっかり閉まるようになっています。(ターンロックと言うそうです)
蓋をしっかり閉めるのもクーラーボックス内部の温度を保つのに重要な要素なので、しっかり閉められる金具が付いていると安心ですね。
底面
クーラーボックスの底はちょっとデコボコした感じになっています。
このデコボコがあることによって、地面に直接置いても僅かながら地面とクーラーの距離を保つことができ、保冷力アップに寄与していそうです。
とはいえクーラーボックススタンドを使った方が保冷力はアップするので、持っている人は普通に使いましょう。
「クーラーボックススタンドなんて無いよ!」って人はこちらの記事で代用アイデアを紹介しているので、良ければこちらも読んでください。
※関連記事:クーラーボックススタンドの代用に使える5つのアイテム
テントファクトリー(TENT FACTORY) クーラーボックスの良いところ
値段が安い
やっぱり一番のメリットはしっかりしたスチール製のハードクーラーなのに、1万円台という価格です。
コールマンのスチールベルトクーラーとは素材などが微妙に違うものの、値段は51Lサイズでコールマンが約26,000万円なのに対し、テントファクトリーはなんと13,000円!この値段の差は大きいですね。
見た目がかっこいい
ぼくはコールマンスチベル風の見た目が気に入っています。
ハードクーラーでもデザインはメーカーやタイプによって様々だと思いますが、やっぱり外側がプラスチックだとちょっと安っぽく見えてしまうことがあります。
もちろんプラスチック素材のクーラーボックスは軽かったり安かったりメリットはあるのですが、スチール外観の見た目が好みであれば、気に入ったデザインのものを使いたいですね。
テントファクトリー(TENT FACTORY) クーラーボックスの注意点
鉄なので重い
テントファクトリーのクーラーだけが特別重いということはないのですが、スチールやステンレスを使っているクーラーボックスなので、どうしても本体の重量が重くなってしまいます。
51Lサイズであればスチール製で約8kg、ステンレス製で約9kgとのことなので、食材や飲み物を入れると15kgとかにはなります。
サイズが大きい
これもテントファクトリーのクーラーボックスに限った話ではないですが、ぼくがおすすめして買った人が言っていたので。
8人乗りの後部座席をフラットにしたり、ハイエースのような車載スペースの大きい車に乗っている場合は良いですが、5人乗りなどの車でキャンプに行く場合は、車載スペースに注意が必要です。
特に大きい方の51Lサイズだと結構なスペースを取るので、その場合は29Lサイズや、別メーカーの高性能ソフトクーラーなんかを検討するのが良いと思います。
さいごに
テントファクトリーのクーラーボックスは見た目もかっこよく、保冷力も高く、且つ2年間以上使っても全然使用に問題ない耐久性を持ったおすすめのクーラーボックスです。
ただし重くて車載スペースを取るので、キャンプに使っている車次第では注意が必要。
ぼくはキャンプの帰りや家では他のキャンプ道具を入れて収納スペースにしてしまっているので、アイデア次第で意外とサイズ的な弱点はカバーできるかも?
コールマンのスチベルの見た目が好き!だけど安いのがいい!と思っている人には特におすすめできるので、ぜひ検討してみてください。
高性能なクーラーボックスを使っても地面に直接置くと保冷力が半減してしまいます。クーラーボックススタンドを他のアイテムで代用するアイテムはこちらの記事で!
※関連記事:クーラーボックススタンドの代用に使える5つのアイテム