キャンプの朝はテントを撤営したり、寝袋を干したり、チェックアウトの11時までの時間は短くて忙しいですよね。
そんな忙しい中でも「せっかくキャンプに来ているのだから少しでもゆっくり美味しいものを食べたいなー」というときにピッタリな朝食メニューがあるんです!
それがプリンと食パンだけでできるフレンチトースト風料理、その名も「プリンチトースト」!(言うまでもないと思いますが、「プリン」+「フレンチトースト」を合わせた言葉です)
この記事ではプリンチトーストのレシピを、実際に作ってみて気づいたことを交えて紹介していきたいと思います。
目次
プリンチトーストの材料・用意するもの
プリンチトーストの材料は
- 食パン(6枚切くらいの厚いもの)
- プリン(食パン1枚あたりプリン0.5~1つ)
- バター(ちょっとでOK)
だけ!
ひっつかない加工がされているフライパンであれば、バターなしでも作れます。
材料以外には
- フライパン
- 容器(食パンをプリンに浸す用)
- パンをひっくり返せるもの(箸、フォーク、フライ返し等、なんでもOK)
を用意してください。
食パンをプリンに浸す容器はなんでも良いですが、作る量が多い場合はサイズに気を付けてくださいね。鍋やちょうど良い容器が無い場合は、ジップロックでもOKです。
プリンチトーストの作り方
作り方はめちゃくちゃ簡単で
- 開封前のプリンを振ってトロトロな液体状にする
- 食パンを4等分くらいにカットする
- 液体プリンに食パンを浸ける
- 熱したフライパンにバターをひいて、プリンに浸したパンを焼く
で完成します。
では写真付きで、注意点も含めて手順を説明していきたいと思います。
開封前のプリンを振ってドロドロな液体状にする
プリンそのままだと上手く食パンにしみ込んでくれないので、まずはプリンをドロドロの液体状にする必要があります。
プリン容器を未開封の状態で思いっきり30秒~1分間振れば、良い感じのドロドロ液体プリンができあがります。
こんな感じで・・・
思いっ切り振ります。これなら子供も楽しんでお手伝いできるかも?
このくらいドロドロになればOKです。
食パンを4等分くらいにカットする
食パンの方は普通にフレンチトーストを作る時と同じように適当な大きさに切っておきます。大体4等分くらいにしておけば、食べやすく、焼く時もフライパンの上に並べやすいです。
ぼくはパン切り包丁とか持ってないので、手で4つにちぎりました。
液体プリンに食パンを浸ける
次にカットした食パンを液体プリンに浸します。
プリンが入っている入れ物にパンを入れても、パンの上からプリンをかけてもどっちでもOKですが、パンの上からプリンをかけた方が効率的に全体にプリンが行き渡る気がします。
食パン全体にプリンが浸ったら、10分以上そのまま放置してプリンをパンに染み込ませます。プリン液は焼くときに上からかけることもできるので、この時点で完全に染み込んでなくても気にしなくて大丈夫です。
この待ってる間にお湯を沸かしてコーヒーの準備とかをすると時短になって良いですね。
熱したフライパンにバターをひいて、プリンに浸したパンを焼く
食パンにプリンがざっくり染み込んだら、最後はフライパンで焼いていきます。
ここでのポイントは弱火で黄金色の焼き目が付くまでじっくり焼くこと。プリンにはカラメルソースも入っているので、強火で焼くとすぐに焦げてしまいます。
こんな感じで色がつくまで焼くと、プリンに含まれている卵も良い感じに固まっているはず。
あとは同じようにすべて焼いてお皿に移せば完成!
さいごに
この記事で紹介した通り、プリンチトーストは簡単にできて、しかも美味しいんです!
プリン自体にしっかり味が付いているので、メープルシロップや砂糖も不要で、用意する材料も少ないので手間いらず。荷物を増やしたくない徒歩キャンパーにとっては有難いメニューになります。
プリンを振ったり楽しみながらできる工程もあるので、子供がいるファミリーキャンプにもおすすめ。
つまり、キャンパーみんなにおすすめできる「美味・簡単・手間いらず」の三拍子そろった料理なので、ぜひ次回のキャンプの朝食メニューに検討してみてください。それでは!