早いもので2018年に入ってもう3ヵ月が経過しようと言う頃ですが、やっとこさで今年初のキャンプに行って参りました。
3月後半といえどまだ夜は冷えるだろうし、温泉入って温まれるキャンプ場が良いなーと思って探しているときに見つけたキャンプ場が、「鬼怒川温泉オートキャンプ場」です。
2018年初キャンプを彩るに相応しい、すごく素敵なキャンプ場だったので、思い出を振り返りながらキャンプ場レポを書いていきたいと思います。
目次
ロケーション
場所・アクセス
鬼怒川温泉オートキャンプ場はその名の通り、栃木県日光市は鬼怒川温泉滝にあります。
猿山で有名な日光や、関東有数の温泉街である鬼怒川温泉街に近く、帰りの道中での観光にも困らない場所ですね。
東京からは車で大体3~4時間くらいの距離です。今回は東京の新宿を土曜日朝8時に出発し、買い出しも済ませて到着したのが昼の12時過ぎ頃でした。
首都高~東北道までは渋滞はしてなかったですが、車もそこそこ多かったので安全運転で行きました。高速のパーキングに1回寄って、ちょっと休憩もしながら行ったので、平日で道が空いていれば2~3時間でも行ける距離だと思います。
東京都心部から行く場合は、首都高→東北自動車道→日光宇都宮道路→今市IC→国道121号線、というルートが基本になると思います。大沢ICから県道110号線に降りて、鬼怒バイパス(鬼怒川有料道路)を通るルートでも早く行けると思います。
キャンプ場付近に到着すると、最後はこんなぐねぐね道を通って川の方に降りていきます。
川は濁ってるのかよくわかりませんが、晴れた日に見るとこんな感じで綺麗です。
近くのスーパー(買い出しスポット)
鬼怒川温泉オートキャンプ場の近くには、リオンドールというスーパーがあります。
キャンプ場から車で8分の距離にあって、食材・飲み物・炭などは大体揃うと思います。地方によくある大型スーパーという感じです。
リオン・ドール鬼怒川店
住所:〒321-2522 栃木県日光市鬼怒川温泉大原312
電話:0288-70-1311
敷地内に併設されているのは精米所とクリーニング店なので、100均に行きたい方は日光市にあるダイソーに行くのが良いと思います。
ザ・ダイソーベイシアスーパーモール今市店
住所:〒321-2405 栃木県日光市芹沼1470−1
電話:0288-30-3167
住所(詳細情報)
キャンプ場の住所は以下の通りです。THE・鬼怒川温泉な立地ですね。
鬼怒川温泉オートキャンプ場
所在地: 〒321-2526 栃木県日光市鬼怒川温泉滝1053
電話: 0288-77-2334
テントサイト
テントサイトは全部で40区画あり、そのうちAC電源付きサイトが20区画です。1区画の基本料金は4,000円で、電源付きは+1,000円になります。
※利用料金はサイト料金に加え、小学生以上は1人500円の管理費が必要になります。
オートキャンプサイトはサイト内の砂利道を挟んで川側(写真右側)と山側(写真左側)に分かれています。
景色が良い川沿いの方が人気らしいのですが、満員になるシーズンでなければ山側は空いているので、解放感があって過ごしやすいと思います。
川沿いの方が木が多いので、夏は影ができて水に近い川沿いの方が良さそうな感じはします。川の景色はこんな感じ。
今回はキャンプ場の管理人さんが事前に川沿いのテントサイトを取っておいてくれたようなのですが、別のグループが間違ってそこまで2サイト分使っていたようです。
最終的に山側のサイトを使いましたが、両隣にだれもいなかったので、解放感があって快適でした。
地面は砂利+芝生といった感じで、直火は禁止なので焚き火台は必須です。
主要設備
管理棟
管理棟は木でできた温かみのある建物です。今回到着後の受け付けは外でしてもらいました。
管理棟内には暖炉や石油ストーブ、こたつも置いてあり、冬でも温かそうでした。
売店・レンタル品
管理棟内が売店になってますが、必要なものは結構何でも売っているようです。お酒・カップラーメン・スナック菓子・ガス・薪・等は一通り揃っており、バーベキューセットも2人前から用意してもらえるそうです。
キャンプ場以外に日帰りで使えるバーベキューコーナーがあるので、夏になれば手ぶらでバーベキューに来る近くの人がいそうですね。
ぼくはビール・チューハイ・薪・炭・着火剤と、買い忘れもあって、なんかいろいろ購入してしまいました(笑)
レンタル品はタープ、シュラフ、バーベキューコンロなどがあり、テント以外は大体揃う内容です。3月だと夜はまだ冷え込むので、毛布が300円で、ロールマットが200円でレンタルできるのは地味に助かります。
炊事場
炊事場はオートキャンプサイト内に2ヵ所あります。
管理棟近く、オートキャンプサイトの入り口入ってすぐにある炊事場は大きくて、流しも10個くらいあります。
炊事場の角にはなぜかマンガコーナーがありました。子供でもキャンプ来てまでマンガ読む子はどのくらいいるのでしょうか・・・(謎)
奥の方には小さい流し台があります。
こちらは蛇口が3つしかないですが、使う人が限られているので今回は混んで困ることはなかったです。スポンジ・たわし・金だわしが置いてありました。
トイレ
トイレは管理棟のすぐ隣にあります。きちんと手入れされており、屋外ながらもとても綺麗でした。
季節的にまだ寒いのもあるかもしれませんが、匂いも全然なくて、快適に使用できました。しかも便座は電気式のもので、座った時に温かかったです。
夜10時以降は消灯しているらしく、虫も集まってきづらいように気を付けられているようです。
ゴミ捨て場
ゴミは基本的に無料で処理してもらえます。
燃えるゴミ・ビン・アルミ缶・スチール缶・ペットボトルは分別して出す必要があるので、ゴミ袋は複数枚用意していきましょう。
トイレと同様にゴミステーションも手入れが行き届いていて綺麗です。
特に夜間はカラスや野良猫がいるらしく、ゴミステーションのドアはちゃんと閉めるようにします。
温泉(上滝乃湯)
鬼怒川温泉オートキャンプ場という名前の通り、こちらは温泉施設が併設されたキャンプ場になっています。
「上滝乃湯」という温泉施設が午前10時から午後8時半まで営業しており、日帰り入浴のために訪れる人もいるくらいだとか。※入場は午後8時まで
券売機でチケットを購入して管理人さんに渡して入るスタイルです。お風呂場に管理人さんがいないときは、管理棟に呼びに行きます。
お風呂は広くはないですが、造りはしっかりしています。
大人500円・小学生までの子供300円で入れる本物の温泉なので、遊んでかいた汗を流してさっぱりした気持ちで眠ることができます。
シャンプーとボディソープは置いてありますが、タオルは自分のものを持っていくのを忘れないようにしてください。
露天風呂もあるのですが、残念ながら今回はやってなかったです。ゴールデンウィークから年末年始までは露天風呂もやってるとのことなので、次回はぜひこの期間に行きたいです。
魚釣り
こちらのキャンプ場は釣り堀があり、ニジマス釣りを体験することができます。
竿レンタルが200円で、釣った魚は500円で買取になります。(釣った分は買取必須)
100円で焼いてもらうこともできるのですが、持ち帰りの場合でも管理人さんに捌いて串に刺してもらえるので、自分のサイトに戻って焚き火台で焼いて食べるのがおすすめです。
ちなみに釣り始めてから30秒もあれば釣れるので、ファミリーキャンプで子供に釣り体験させてあげたい時なんかにも良いと思います。
今回釣ったニジマスはこんな感じで焼いておいしくいただきました。冬の間に育ったのか、いつもよりもサイズが大きいらしいです。
管理人さん・スタッフさん
家族で運営しているそうなのですが、全員めちゃくちゃ良い人です。
予約のときも、近くのスーパーを教えてもらうために電話した時も、帰りに近くの温泉を聞いた時も、非常に丁寧に対応していただけました。
今回は夜に温泉から出たあとすぐに、突然雨がどしゃ降りになったのですが、傘もかしてもらえたので、濡れずに自分のテントまで戻ることができました。ほんとに助かった。。。
会員サービス・リピート特典
初めての人は受付けの時にスタンプカードがもらえます。
2回目以降は利用回数に応じた特典があり、缶ビールプレゼントや、温泉入浴券サービスなどがもらえるそうです。
ぼくがもらったカードの記載の回数別特典はこんな感じでした。
- 1回目:無し
- 2回目:オリジナルステッカー1枚プレゼント
- 3回目:缶ビール(350ml)1本プレゼント or お菓子2こプレゼント
- 4回目:温泉入浴券サービス(5名様まで1回分)
- 5回目:管理費サービス(5名様まで)
4回目と5回目の特典だと、5名でいけば2,500円分のサービスなのでかなりお得です。
有効期限はないらしいので、地道に貯めていきたいと思います。
さいごに
鬼怒川のキャンプ場は今回初めてでしたが、キャンプしながら鬼怒川温泉も楽しむことができて非常に楽しかったです。
鬼怒川温泉オートキャンプ場自体は設備が綺麗なのと、スタッフさんの人柄が良いので、再訪したくなるキャンプでした。
客層的にはファミリーもカップルも友達グループも幅広くいたので、家族と行くにも友達と行くにもおすすめできると思います。
温泉は2~3月のまだ寒い季節でも温まれるのですごく良いのですが、露天風呂に入れるゴールデンウィーク以降~年末年始までの期間に、また行ってみたいと思います。
温泉はもちろんですが、サル山やライン下りなど、近隣の観光も盛んな場所なので、気になる方は連休などにぜひ行ってみてくださいね。予約は電話のみで受付けですが、予約状況は公式サイトで確認できます。
鬼怒川温泉オートキャンプ場の帰りに立ち寄れる日帰り温泉はこちらの記事からどうぞ。